[サウンドユニット・選択のキモ]スピーカー編…□取り付け性の高さ□にこだわるなら「車種専用機」に要注目!

AI要約

愛車のサウンドシステムのアップグレードに興味を抱くドライバーに向けて、スピーカーの選択ポイントを解説。

車種専用モデルの利点や取り付けの容易さについて詳細に紹介。

車種専用モデルのスピーカーは、取り付け部材が充実しており、取り付け時間も短縮できる。

[サウンドユニット・選択のキモ]スピーカー編…□取り付け性の高さ□にこだわるなら「車種専用機」に要注目!

愛車のサウンドシステムのアップグレードに興味を抱くドライバーに向けて、その思いを実行に移そうとするときに役立つ「製品選びのコツ」を多角的に紹介している当シリーズ。まずは「スピーカー」選択のポイントを解説している。

さて、前回の記事では□取り付け性の高い□モデルを選ぶと総費用を抑えやすくなると説明した。改造を伴わない可能性が高まり、必要部材もある程度同梱されている場合も多いからだ。

なお□取り付け性の高さ□にこだわるのであれば、さらにお薦めのものがある。それは、「車種専用モデル」だ。

実は、前回説明した「カスタムフィット」とか「トレードイン」と銘打たれたスピーカーはつまりは□取り付け性が高い□ことを特長としているわけだが、しかしそうはいってもあくまでも□汎用品□であるので、「ツイーター」に関しては純正位置にすっきりと収まらない場合が少なくない。ダッシュボードの上にポンと置けるようになっていることは多いものの、純正位置には入らないケースが多くある。

というのもツイーターの純正スペースはタイトな場合が多く、使われているステーが市販品には使えないことも少なくない。

対して車種専用モデルでは、ツイーターも純正位置に収められるようになっている場合がほとんどだ。なので、パネル類を改造する必要がないばかりか、後付け感がほぼ出ない。結果、インテリアの純正の見た目を変えたくないという場合にも大きなアドバンテージを発揮する。

そして、同梱される取付部材が一層充実している場合が多い。ミッドウーファーを取り付ける際に土台となるブラケットやケーブル類もある程度付属していることも多く、またケーブルに関してはカプラーオンにて取り付けられるようになっていることも少なくない。そうであるとますます取り付け性が高くなる。

また取付時間も短縮されることとなるので、予約さえしておけばクルマを持ち込みその日のうちに、場合によっては2時間程度で作業が終わることもある。そうであれあれば何日かクルマを預けなくて済み、そしてすぐに新しいスピーカーのサウンドを楽しめる。