「打」で始まるTXTファイルを「Word」で開くと不思議な現象が…… X（Twitter）で話題に
ファイルの内容がShift_JISの「打」（0x91C5）で始まるテキストファイルを「Microsoft Word」で開こうとすると、不思議な現象が発生します。
「Word」はファイル形式判定処理に起因して、「0x91C5」で始まるファイルを古いファイル形式と誤認し、コンバーターツールのダウンロードを要求します。
Windowsデスクトップ版「Word」におけるこの現象は修正されることはないため、ダイアログが表示された場合は「いいえ」を押して先に進むことが可能です。
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ファイルの内容がShift_JISの「打」（0x91C5）で始まるテキストファイルを「Microsoft Word」で開こうとすると発生する不思議な現象が、「X」（Twitter）で話題になっていました。Windowsデスクトップ版「Word」で該当のファイルを開くと、「このファイルは新しいバージョンの Microsoft Word で作成されているため、このファイルを開くにはコンバーターが必要です。」というメッセージが表示されます。
Microsoftの公式ブログ「Japan Office Client Support Blog」によると、この現象は「Word」のファイル形式判定処理に起因するとのこと。「Word」はファイルのバイナリデータの先頭数バイトをもとにファイル形式を判定していますが、これが「0x91C5」で始まっている場合、今の「Word」では開くことのできない古いファイル形式と誤認してしまいます。その結果、「Word」がコンバーターツールのダウンロードが必要だと判断して、ああいうメッセージダイアログが表示されるというわけ。
ちなみに、この挙動はWindowsデスクトップ版「Word」における“制限事項”とのこと。要するに、今後も修正されることはないでしょう。
件のダイアログが表示されたら［いいえ］を押して先に進み、強引に（？）テキストファイルとして開けばOK。もしテキストファイルの文字コードを変更して問題ないのであれば、保存するの際の文字コードはShift_JISではなくUTF-8などにすることをお勧めします。
