新作『機動警察パトレイバー EZY』プロジェクトが2026年にスタート

AI要約

バンダイナムコフィルムワークスが新作アニメーション作品『機動警察パトレイバー EZY』プロジェクトの開始を2026年に発表。

『機動警察パトレイバー』シリーズの概要や歴史、『機動警察パトレイバー EZY』の主要スタッフ情報が公開される。

最新作には新キャラクターやメカデザインが加わり、監督やスタッフ陣も一新される。また、35周年リバイバル上映イベントやパイロットフィルムの上映も実施される。

新作『機動警察パトレイバー EZY』プロジェクトが2026年にスタート

バンダイナムコフィルムワークスは、2017年に製作決定を発表した「機動警察パトレイバー」シリーズの新作アニメーション作品『機動警察パトレイバー EZY(イズィー)』プロジェクトが2026年に開始されることを発表。これにあわせて新ティザービジュアルほか、一部メインスタッフの情報が解禁された。

『機動警察パトレイバー』とは、創作者集団 “ヘッドギア” 原作のメディアミックス作品。1988年発売のOVAシリーズから、押井守監督による劇場映画、テレビシリーズ、ゆうきまさみによる漫画作品などを展開。いずれの作品もキャラクター、メカニック、作品世界などの基本設定は共通としているが、サイバー犯罪や、戦時下の再現といったテーマで描かれた劇場映画が代表するように、それぞれの作風は大きく異なるのも作品の特徴となっている。

『機動警察パトレイバー EZY』についてこれまで明かされていた情報は、監督にヘッドギアメンバーで、シリーズの主人公機「AV-98 イングラム」のデザイナーである出渕裕氏、脚本はテレビシリーズの構成、劇場版シリーズ2作の執筆を手掛けた伊藤和典氏、音楽担当は川井憲次氏といった「おなじみの顔ぶれ」に留まっていたが、キャラクター原案、メカデザイン担当、アニメーション制作会社などさまざまな情報が解禁。

キャラクター原案は、『機動警察パトレイバー』の原案、およびコミカライズを手掛けたゆうきまさみ氏、コスチュームデザイン協力としてヘッドギアメンバーの高田明美氏がクレジット。メカニカルデザインには『フルメタル・パニック!』などで知られる、海老川兼武氏、渭原敏明氏の両名が参加。これまでのティザービジュアルで描かれていたイングラムも、新たなメカデザインと設定により刷新された「AV-98plus イングラム・プラス」をフィーチャーしたものとなっている。

また、本日9月20日より行われる『機動警察パトレイバー the Movie』の公開35周年リバイバル上映では、これまで一部イベントのみでしか公開されなかった『機動警察パトレイバー EZY』のパイロットフィルム(約2分)の上映も実施。さらに、来場者特典として『機動警察パトレイバー 劇場版』と『機動警察パトレイバー EZY』の「ダブルA5ミニポスター」が配布される。

■『機動警察パトレイバー EZY』(イズィー)

【スタッフ】

原作:HEADGEAR

監督:出渕裕

脚本・シリーズ構成:伊藤和典

キャラクター原案:ゆうきまさみ

コスチュームデザイン協力:高田明美

メカニカルデザイン:海老川兼武・渭原敏明

美術:菊地正典・秋山優太

音楽:川井憲次

キャラクターデザイン・総作画監督:佐藤嵩光

CG監督:森泉仁智

プロデューサー:真木太郎

アニメーション制作:J.C.STAFF

CG制作:GAZEN

プロデュース:GENCO

(C)HEADGEAR (C)機動警察パトレイバー EZY製作委員会