「Firefox 130.0.1」が公開 ~「Firefox Labs」設定ページを無効化するポリシーを追加

AI要約

Mozillaは最新版v130.0.1のFirefoxをリリースしました。不具合の修正や新機能の導入が行われました。

新機能として、企業環境で試験機能にアクセスを制限するエンタープライズポリシーが導入されました。

セキュリティ関連の修正も行われ、Android版の脆弱性が修正されました。

「Firefox 130.0.1」が公開 ~「Firefox Labs」設定ページを無効化するポリシーを追加

 Mozillaは9月17日(米国時間、以下同)、デスクトップ向け「Firefox」の最新版v130.0.1をリリースチャネルで公開した。以下の不具合に対処したマイナーアップデートとなっている。

・サライキ語環境で一部のUI要素が右から左ではなく左から右にレンダリングされていた

・Linux版「Firefox」が「GCC」でビルドされた際に、AVIF画像が黒く表示される

 加えて、「Firefox 130」で導入された「Firefox Labs」設定ページ(about:preferences#experimental)を無効化するためのエンタープライズポリシーが導入された。企業環境で試験機能にアクセスしてほしくない場合に役立つ。

 なお、セキュリティ関連の修正はない模様。Android版でサーバー再度リダイレクトによりアドレスバーが偽装可能になる問題(CVE-2024-8897)が修正されている。深刻度の評価は「High」。

 デスクトップ版「Firefox」はWindows/Mac/Linuxなどに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在MozillaのWebサイトからダウンロード可能。Windows版はWindows 10以降に対応しており、窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。