Datadog、「Datadog Monitoring for Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」を一般提供

AI要約

Datadogは米国時間9月10日、OCI向けの監視サービスを一般提供開始。

OracleユーザーはOCI上のワークロードをテレメトリーを使用して監視可能。

AI/ML推論ワークロードの監視やコードレベルの可視性も提供。

Datadog、「Datadog Monitoring for Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」を一般提供

 Datadogは米国時間9月10日、「Datadog Monitoring for Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」の一般提供を発表した。同サービスにより、Oracleユーザーは、インフラストラクチャー、アプリケーション、サービス全体にわたるコンテキストでテレメトリーを使用し、OCI上のエンタープライズクラウドネイティブおよび従来のワークロードを監視できる。

 Datadog Monitoring for Oracle Cloud Infrastructureは、OCIおよびハイブリッド環境で可視性を得ることを可能にする。Datadogの20以上の主要OCIサービスおよび750を超える他の技術向けの統合を使うことで、OCIスタックからメトリックを収集して分析することができる。カスタマイズ可能でドラッグ&ドロップ方式のすぐに使えるダッシュボードとモニターにより、OCIクラウドサービス、オンプレミスサーバー、仮想マシン(VM)、データベース、コンテナー、アプリケーションのパフォーマンスをほぼリアルタイムに可視化できる。

 AI/ML推論ワークロードの監視も可能にするため、ユーザーは、GPUの使用状況とパフォーマンスを監視してアラートを受け取ることができる。根本原因の調査や運用パフォーマンスの監視、大規模言語モデル(LLM)アプリケーションの品質・プライバシー・安全性の評価も可能。

 アプリケーションについてはコードレベルの可視性を得ることができる。リアルタイムサービスマップ、AI利用の合成モニター、レイテンシー・例外・コードレベルのエラー・ログの問題などに関するアラートにより、「Java」を使用するアプリケーションを含め、アプリケーションの健全性とパフォーマンスに対する深いインサイトを得ることを可能にする。