8TB HDDが16,300円で特売、東芝からNAS向け新製品「N300」シリーズが発売 [9月前半のHDD価格]

AI要約

Western DigitalとSeagateのHDDが特売中で、東芝からNAS向け新製品「N300」シリーズが発売された。

Western DigitalのWD BlueやWD Red Plusが特価で販売されており、SeagateもIronWolf Proの再入荷があった。

東芝のN300シリーズは容量が最大22TBで、様々な容量が店頭で販売されている。

8TB HDDが16,300円で特売、東芝からNAS向け新製品「N300」シリーズが発売 [9月前半のHDD価格]

WD Blue HDD 8TBが16,300円で特売、東芝からNAS向け新製品「N300」シリーズが発売

 Western Digital「WD Blue」が複数ショップで大幅特売。WD80EAAZ(8TB)が1,460円安の16,300円(1GB単価2.04円)、WD40EZAX(4TB)が820円安の10,480円(2.62円)となっている。なお、同シリーズのWD60EZAX(6TB)は特価設定のショップが少なく、店頭では8TBのほうが安価という場面も見られた。

 Seagate「BarraCuda」は、ST8000DM004(8TB)が500円安の16,980円(1GB単価2.12円)、ST6000DM003(6TB)が前回と同じ13,980円(2.33円)、ST4000DM004(4TB)も同じく11,480円(2.87円)。1GB単価の最安と言えば、以前はSeagate ST8000DM004の指定席だったが、直近3回では前述したWestern Digital WD80EAAZが占めている。

 東芝はDT02ABA600(6TB)が300円高の14,280円に上昇。DT02ABA400(4TB)は引き続き9,980円で、4TBとしては唯一、1万円を切る。DT02ABA200(2TB)は一時品切れしていたが、再入荷して7,580円を付け、2.5インチを含む2TBクラスで最も安価だ。

 NAS向け・ビジネス向けでは、Western Digital「WD Red Pro」WD240KFGX(24TB)が119,900円で販売開始。価格面でも、Western Digital「Ultrastar」WUH722424ALE6L4(24TB)が6,600円安の109,980円、同WUH722222ALE6L4(22TB)が4,000円安の95,800円、Western Digital「WD Purple Pro」WD240PURP(24TB)が5,000円安の119,980円など、多くの18~24TBモデルが大幅に下がった。

 また、Western Digital「WD Red Plus」4~8TBが複数ショップで特価。WD80EFPX(8TB)が1,210円安の29,100円(1GB単価3.64円)、WD60EFPX(6TB)が220円安の23,100円(3.85円)、WD40EFPX(4TB)が650円安の17,700円(4.43円)となり、平均価格も2.6~5.7%の下落している。

 一方Seagateは、前回調査で品切れしていた「IronWolf Pro」ST24000NT002(24TB)が91,800円で再入荷。24TBクラスでは最安だ。

□東芝からNAS向け「N300」発売

 新製品としては、NASや小規模サーバー向けを謳う東芝「N300」シリーズが発売。記録方式はCMR、スピンドル回転数は7,200rpmで、12TB以上のモデルはヘリウム充填技術が採用されている。フィールドレイク扱いのパッケージ製品で、単体(1台)モデルのほか、一部ショップでは2台組も販売中だ。

 容量は最大22TBまで用意されているが、9月7日の調査時点では4~18TBの店頭在庫を確認。価格は18TBが52,800円(2台組103,800円)、12TBが37,800円(同74,800円)、8TBが26,800円(同52,800円)、4TBが19,800円(同38,800円)などとなっている。