日本の「iPhone 16 シリーズ」価格はアメリカ、中国に次いで世界で3番目に安い【Nukeni調べ】

AI要約

2024年9月10日に発表されたばかりの「iPhone 16」。Apple Intelligenceやカメラロールの搭載でさらなる進化を見せていますが、日本での販売価格は3位で12万4800円となっています。

iPhone 16シリーズの価格は新機種であるものの、日本では過去2世代とほぼ同じ価格でのスタートとなっています。海外では価格差が大きく、トルコが最も高い27万2700円で、アメリカが最も安い11万8435円という結果になりました。

日本のiPhone価格は機能の充実にも関わらず、据え置きとなりました。アップルが過去2世代で為替コストを負担してきた経緯もあり、今回値下げを行わなかったと考えられます。

日本の「iPhone 16 シリーズ」価格はアメリカ、中国に次いで世界で3番目に安い【Nukeni調べ】

2024年9月10日に発表されたばかりの「iPhone 16」。Apple Intelligenceやカメラロールの搭載でさらなる進化を見せていますが、日本での販売価格はどうなっているのでしょうか。

アップル製品の海外価格比較を公開しているNukeniは、iPhone 16 シリーズの発売価格を、Appleがオンラインで直販を行っている国、計38カ国のアップルストアで調査し、その結果を9月10日に発表しています。

それによると、最も安かったのはアメリカで11万8435円、次いで2位が中国の12万476円、日本はこれに続く3位で12万4800円となっています。iPhone 15シリーズの販売価格でも日本は安い方から3番目で、新機種であるもiPhone 16 シリーズと変わらぬ順位でのスタートとなりました。

一方、最も開始価格が高かったのはトルコの27万2700円、2位がブラジルの19万9624円、3位がハンガリーの15万8990円で、最も安いアメリカと最も高いトルコでは15万4000円もの価格差があることもわかりました。

また、iPhone 12シリーズ以降の日本でのiPhone価格の推移を見ていくと、iPhone 15シリーズまで毎回上昇を続けてきた価格が今回は据え置きとなっていることがわかります。AI機能の搭載や、カメラ機能の充実があり、機能面での満足度はあがっているように見える一方で、価格が据え置きとなったことは、ユーザーの購買意欲につながる大きな要素となるかもしれません。

しかしここで、過去の日本のiPhone価格に適用されてきた実質為替レートを計算してみると、9月10日時点のレート「1ドル143円」であれば価格据え置きではなく値下げがあってもおかしくない状況でした。しかし実際には値下げは行われていません。iPhone 14シリーズ、iPhone 15シリーズと2世代に渡ってAppleが為替コストを負担してきたという経緯もあり、今回すぐに値下げに踏み切るわけにはいかなかったという背景もあるのではないでしょうか。

いずれにしても、今回の新機種では価格は据え置きとなり、日本での販売価格は世界で3番目に安いということが判明しました。購入や機種変更を考えていたという人にとって、この調査結果は前向きな検討材料になるのではないでしょうか。

出典元:【Nukeni】

https://www.nukeni.com/