情シス向け業務支援サービス「マネーフォワード Admina」、SaaSのアカウント作成・削除を事前予約する新機能
マネーフォワードi株式会社は、情報システム部門向け業務支援サービス「マネーフォワード Admina」に新機能「Admina Automation」を提供。
Admina Automationは入社・退社時のSaaSアカウント作成・削除を自動化し、業務効率化を図る。
新機能はIdPに未対応のアプリケーションにも対応可能で、連携設定不要で一元管理が可能。
マネーフォワードi株式会社は9日、情報システム部門向け業務支援サービス「マネーフォワード Admina」において、SaaSやソフトウェアのアカウント作成・削除を事前予約し、自動で実行する機能「Admina Automation」を提供すると発表した。
マネーフォワード Adminaは、情報システム部門の業務を支援するサービス。SaaSのIDを一元管理するサービスとしてスタートしたが、PCやスマートフォンなどの社内のITデバイスを統合管理できる「デバイス管理機能」を2023年9月に、情報システム部門のための従業員データベースを作成できる「Universal Directory」を同年11月に追加するなど、機能の強化を行ってきた。
今回発表された「Admina Automation」は、SaaS管理を効率化するための機能で、入社・退社時に必要なソフトウェアやSaaSのアカウント作成・削除を自動化できる。具体的には、事前に設定したフローに従って、人事情報を基にアカウントの作成・削除を自動で行えるほか、実行日を事前予約することも可能なため、月末月初に集中しやすい定型業務の負担を軽減できるとした。
なお、IdP（Identity Provider）やIdPに付属する機能とは違い、SAML/SCIMに未対応のアプリケーションにも対応可能。各SaaSの側で連携設定を行わずに利用開始でき、連携後も各SaaSにログインすることなく、マネーフォワード Admina上で一元管理可能としている。
