XRクリエイターの登竜門となるアワード。今年はApple Vision Pro部門も新設

AI要約

株式会社STYLY、株式会社パルコ、株式会社ロフトワークが立ち上げた「NEWVIEW」プロジェクトが新たなXR表現を求めている。

今年のNEWVIEW AWARDSのテーマは「Visions that weave context. - 情報と人の関係を編み直す展望」であり、Apple Vision Proのコンテンツを募るSpatial Computing部門が新設。

新機軸として、Spatial Computing部門ではApple Vision Proの作品制作ノウハウを持たないクリエイターをSTYLYが支援し、ファイナリスト作品は2025年2月に都内某所で展示予定。

XRクリエイターの登竜門となるアワード。今年はApple Vision Pro部門も新設

株式会社STYLY、株式会社パルコ、株式会社ロフトワークの3社が、新たなXR表現を求めて立ち上げている共同プロジェクト「NEWVIEW」。このプロジェクトが優れたXRコンテンツを募るアワード「NEWVIEW AWARDS」は、過去6年間で世界26カ国から計841作品のエントリーがあり、現在XRシーンで活躍する新たなクリエイターの輩出に寄与してきました。このアワードが今年も開催されます。

今年のテーマは「Visions that weave context. - 情報と人の関係を編み直す展望」。さらに新機軸として、Apple Vision Proのコンテンツを募るSpatial Computing部門が新設されました。

空間コンピューティングという概念、現実世界のリフレーミングを通して未来の物語を紡ぐ作品を募集するSpatial Computing部門では、Apple Vision Proでの作品制作のノウハウは、まだ一般的に整備されていないため、応募者の作品制作をSTYLYが支援する形式で実施されます。対象に選ばれたクリエイターは、12月まで技術面などの制作支援を受けながら、作品をブラッシュアップしていく形式になります。

もう1つはSite-specific AR部門で、こちらは昨年までと同様にSTYLYを活用して、都市テンプレートやImmersalを使用することでXR作品を制作していくスタイルです。

どちらの部門もファイナリスト作品は、2025年2月に都内某所で展示を行なう予定です。

審査員にはDOMMUNEを主宰する映像作家、宇川直宏のほか、アルス・エレクトロニカ総合芸術監督のゲルフリート・シュトッカー、KEIKEN、デヴィッド・オライリー、ルー・ヤン、サエボーグと、各界を代表するクリエイターが名を連ねています。

開催要項は以下。

◆公式サイト:

◆応募条件:あらゆる表現フィールドのアーティストに空間表現の場を提供する空間コンピューティングプラットフォーム「STYLY」( )で作られた作品であること

◆募集期間

・Spatial Computing 部門:応募受付期間:2024年8月21日(水)~ 2024年10月16日(水)12:00(UTC)

・Site-specific AR 部門:応募受付期間:2024年8月21日(水)~ 2024年12月17日(火)12:00(UTC)

◆エントリーフォーム

・Spatial Computing 部門:

・Site-specific AR 部門:

優秀作へ与えられるプライズは以下。

◆GOLD

・両部門毎に1作品を選定

・賞金5,000ドル

◆PARCO PRIZE

・部門問わず1作品を選定

・受賞者には、PARCOとコラボレーションする権利を進呈(実施内容はディスカッションの上決定)

◆AWE PRIZE

・部門問わず1作品を選定

・受賞者の作品は翌年のAWEUSA2025の展示ブースにて作品展示+AWE参加チケットの無償提供を行ないます。また、Auggie AWARDSの告知や作品応募のサポート、SNSやニュースレターでのイベント告知に協力します。※出展に関わり現地渡航を希望される場合は、一部費用のサポートを予定しています。

※スポンサーやメディアパートナーとのコラボレーションプライズについても後日追加予定となります。

XRコンテンツ制作に興味がある人にとっては大きなチャンスです。温めていたアイデアを駆使して応募してみてはいかがでしょうか。

Source: NEWVIEW AWARDS