Appleが2026年発売に向けてロボアーム付きiPadを開発中?

AI要約

Appleは家庭用ロボットの開発に取り組んでおり、iPadにロボットアームを組み合わせたデバイスを開発中。

このコンセプトは、AIによって作動し、HomePodやセキュリティツールを一体化したスマートホームの指令センターとして機能する予定。

ティム・クックもこのプロジェクトを支持し、Appleの主要メンバーが関わっていることが明らかになっている。

Appleが2026年発売に向けてロボアーム付きiPadを開発中?

Apple(アップル)も家庭用ロボットの開発に乗り出しているらしい。

どんなやつかというと、テーブルの上に設置するロボットアームに、大画面のiPadが取り付けられたようなデバイスらしいです。Samsung(サムスン)のボール型ロボBallieというよりは、画面が回転するHomePadにイメージが近く、すべてAIで作動するとのことです。Appleはスマートカーを断念したけど、ロボットはまだ筋があるのかもしれませんよ。

Bloombergのマーク・ガーマン氏の新しい記事によると、AppleはこのiPadにロボットアームを融合したコンセプトに数百人のスタッフを投下しているとのこと。この記事ではAppleの最新の取り組みを知る匿名の情報筋を引用していますが、このロボットアームは、HomePod、ビデオ会議用のWindow、そしてセキュリティツールを一体化したスマートホームの「指令センター」になると報じています。

イメージ的にはAmazon Echo ShowやPixel Tabletとかのスマートホームのドックが、薄いメカのアームに取り付けられて、内蔵アクチュエーターで動かせる…みたいな感じでしょうか。

Appleは2022年に初めてこのプロジェクトを承認したとのこと。期待されていたEVのApple Carが頓挫したあと、このプロジェクトが急拡大したそうで、時期的にも「Apple Intelligence」への移行タイミングと同じですね。この新デバイスは、AIを活用してSiriでユーザーの指示に対応する可能性が高いとされています。

さらにティム・クックはこの方針を支持しているとのこと。ティム・クックは、ハードウェアエンジニアリングの責任者であるジョン・ターナスと、技術担当副社長のケビン・リンチと共に、このプロジェクトに携わっています。

ちなみに、ケビン・リンチは、Apple Carプロジェクトも率いていた人でした。さらにHomePodを担当するハードウェアエンジニアリングの副社長であるマット・コステロも、ハードウェア面での監督に当たっているということで、なかなかの肝いり具合ですね。