インテル、延長保証の対象になる第13世代/第14世代CPUを発表
インテルは第13/14世代 Core iシリーズの不具合に対処し、対象製品の保証期間を2年間延長して最大5年間とした。
不安定な症状が出た場合は製品交換も可能であり、対象製品の使用中のユーザーは注意が必要。
修正パッチは8月中旬に公開予定であり、早急な対応が求められる。
インテルは8月5日（現地時間）、同社の「第13/14世代 Core i」シリーズの不具合を受け、対象製品の保証期間を通常より2年間延長し、購入日から最長5年間とすることを明らかにした。
インテルは8月5日（現地時間）、同社の第13世代および第14世代Core デスクトッププロセッサーシリーズの不具合を受け、対象製品の保証期間を通常より2年間延長し、購入日から最長5年間とすることを明らかにした。
保証期間が延長されるCPUは以下のとおり。米国だけでなく、日本を含む世界各国で販売されたものが対象となる。
対象製品を使用中で不安定な症状が出ていたり、過去に経験したことがあるユーザーは、製品を交換することも可能。交換や問い合わせ方法は販売方法により異なる。
・ボックス版（箱入り）プロセッサー：インテルカスタマーサポートに連絡
・トレイプロセッサー：購入店舗に連絡
・OEM /システムインテグレーターから購入したデスクトップシステム：システムの製造元に連絡/以前のRMA（返品交換）で不具合解消に失敗した場合はインテル・カスタマー・サポートへ連絡
本件を巡っては8月2日、インテルがサポートフォーラムで近日中に延長保証に関する発表をすると告知していた（関連記事）。
第13世代および第14世代Core デスクトッププロセッサーシリーズの不具合は、動作が不安定となり、予期せぬシステムクラッシュなどが発生するというもの。同社は8月中旬までに問題に対処する修正パッチを公開する予定だ。
文● @sumire_kon
