楽天モバイル、法人向けにGPT-4ベースのチャット型生成AIサービス提供へ

AI要約

楽天モバイルは、OpenAIのGPT-4を用いるAIサービスを近日、リリースする。

同社代表取締役共同CEOの鈴木和洋氏は、AIサービスに楽天の知見やノウハウを注入し、法人向けソリューションとして提供する考えを示した。

楽天モバイルの法人向けサービスは使い放題やデータ容量ごとの料金プランを提供し、企業のDX化の実現・支援に意欲を見せている。

楽天モバイル、法人向けにGPT-4ベースのチャット型生成AIサービス提供へ

 楽天モバイルは、OpenAIのGPT-4を用いるAIサービスを近日、リリースする。2日、楽天グループのイベントにおいて、同社代表取締役共同CEOの鈴木和洋氏が明らかにした。

 鈴木氏が語ったのは、楽天グループのイベント「Rakuten Optimism」で法人向けサービスを紹介するセッションでのこと。同氏は、AIサービスに楽天の持つ知見やノウハウを注入し、法人向けソリューションとして提供する考えを示した。

 「Rakuten AI for Business」として、たとえば、会議の議事録動画の作成、翻訳マニュアルの制作などのほか、「商談がうまく進むようなスクリプト」(鈴木氏)や、メール文章の自動生成などで用いられることを目指す。

 楽天モバイルの法人向けサービスでは、使い放題やデータ容量ごとの料金プランをラインアップし、機能拡充が図られている。鈴木氏は「日本の生産性向上に向けて、まず無制限にデータを使える基盤を作る。その上で、課題解決・業務解決のソリューションを動かし、AIを注入して、企業のDX化の実現・支援をしていきたい」と意欲を見せた。