衛星経由で緊急SOS、本日から利用可能に。対応iPhoneは? 利用料は?

AI要約

AppleがiPhone用のアップデート「iOS 17.6」で衛星経由の緊急SOS機能を日本でも提供開始。

機能が対応するのはiPhone 14/15シリーズおよびおそらくiPhone 16シリーズ。

機能は電波の届かない場所でSOSメッセージを送信し、位置情報を共有できる。また、位置共有機能も利用可能。

衛星経由で緊急SOS、本日から利用可能に。対応iPhoneは? 利用料は?

レジャーシーズン前にアップデートを。

本日、Apple(アップル)が公開したiPhone用のアップデート「iOS 17.6」で、iPhoneでの衛星経由の緊急SOS機能が日本でも対応しました。

この機能が利用できる機種は…

・iPhone 14/iPhone 14 Plus/iPhone 14 Pro/iPhone 14 Pro Max

・iPhone 15/iPhone 15 Plus/iPhone 15 Pro/iPhone 15 Pro Max

と、iPhone 14、iPhone 15のすべてのモデル。おそらく今秋発売されるiPhone 16シリーズも対応です。

利用料に関しては本日から2年間、もしくは端末のアクティベーション時から2年間無料となっています。無料期間後の対応はまだ未発表。

そもそもこれ、どんな時に使う機能なの? というと、携帯電話の電波が届かない場所で、衛星を使ってSOSメッセージを送信できたり、位置情報を共有できる機能。

例えば、僕が群馬の山奥で道に迷ってしまったとします。

スマホの電波は全く入らず、助けを呼ぶことができません。このような時、画面に表示されるガイダンスに沿って衛星経由で緊急通報サービスへSOSメッセージを送信。位置情報を共有して、救助を求めることができるわけですね。

この機能、緊急時以外にも実は使い道あり。

ユーザーが電波の届かない場所に出かけている時に、友人や家族に居場所を知らせたい場合、「探す」アプリから衛星経由で位置情報を共有できます。定期的に位置情報を連絡して、安全を報告する。なんて時にもいいかも。

このアップデートのおかげで、山登り中やキャンプ中、もしくは自然災害で携帯電話の基地局が使えない場合でも助けを呼ぶことができるので、対応するiPhoneを持っている方は、早めに「iOS 17.6」へアップデートしておいた方が良いと思います。

夏休み前には、ぜひ。

Source: Apple