NTT東西、天気予報サービス「177」を2025年3月末に終了。利用減少などにより

AI要約

NTT東日本とNTT西日本は、天気予報サービス"177"を2025年3月31日に終了することを発表。

このサービスは1955年から提供されており、固定電話から気象情報を聞くことができたが、利用者の減少や他の情報源の普及により終了することになった。

後継サービスは用意されず、気象情報はテレビやラジオ、気象情報アプリなどで確認することが推奨されている。

NTT東西、天気予報サービス「177」を2025年3月末に終了。利用減少などにより

 東日本電信電話株式会社(NTT東日本)および西日本電信電話株式会社(NTT西日本)は7月26日、天気予報サービス「177」を2025年3月31日をもって終了することを発表した。

 天気予報サービスは、1955年にサービス利用を開始。固定電話からかけることによって、電話をかけた地域の気象情報を聞くことができる。また「市外局番+177」にかけることで、市外局番に相当する地域の気象情報を聞ける。

 テレビやインターネットなどの普及により、気象情報の確認手段が多様化したことや、固定電話の利用減少が、サービス終了として挙げられている。後継サービスは用意されず、テレビやラジオなどの気象情報や、気象情報サービス・アプリなどが終了後に気象情報を確認する手段となるとされている。

 NTT東西では、7月19日にタウンページなどの紙の電話帳提供や電話番号案内サービス「104」の終了を発表しており、こちらも同日の2025年3月31日をもって終了する。