PC-9800シリーズの“ピポ音”を鳴らすM.2スロット用基板が登場

AI要約

家電のケンちゃんがPC-9800シリーズ起動音を再現するM.2スロット用基板を販売開始。

製品は二種類あり、電源投入時や再起動時にピポ音を鳴らす。

基板はPCIeに対応している必要があるが、厚みの関係で一部のPCには取り付けられない場合も。

音の長さを調整可能なボリュームが搭載されており、調整はプラスドライバーで行う。

PCIeのバスリセット信号をトリガにしており、スロットが対応している必要がある。

PC-9800シリーズのファンには喜ばれる製品で、価格はそれぞれ2,880円。

PC-9800シリーズの“ピポ音”を鳴らすM.2スロット用基板が登場

 PC-9800シリーズ起動時の“ピポ音”を鳴らすというM.2スロット用基板の販売を家電のケンちゃんが開始した。

 製品は対応するM.2スロット別に「PC-98起動音ジェネレータ 【M.2 Key B/M用】【完成品】」「PC-98起動音ジェネレータ 【M.2 Key A/E用】【完成品】」の2種類が用意されている。Project Cの同人ハードで、店頭価格は各2,880円。

■ 電源投入時や再起動時に“ピポ音”を鳴らす基板

 これらは、PC-9800シリーズ起動時の“ピポ音”を鳴らすという基板。基板上の最も大きな黒い四角部分がスピーカーになっている。

 M.2スロットを搭載したPCやシングルボードコンピュータで使えるといい、電源投入時、再起動時に鳴るという。また、ピポ音の長さを調整するボリュームがついており、精密プラスドライバーで調整できるとのこと。

 PCIeのバスリセット信号をトリガにしているといい、スロットがPCIeに対応している必要があるとしている。また、基板は3mm程度の厚みがあり、一般的なM.2スロット対応のボード類と比較し1mm程度厚いため、ノートPCなどによっては取り付けられない場合があるという。

PC-9800シリーズの“ピポ音”を鳴らすM.2スロット用基板。 pic.twitter.com/ahbwTiEHXu

― AKIBA PC Hotline! (秋葉原) (@watch_akiba) July 26, 2024

[取材協力:家電のケンちゃん]