セガサミーHD、「Recorded Future」導入でプロアクティブな対策強化

AI要約

セガサミーホールディングス(セガサミーHD)がセキュリティ脅威インテリジェンス製品「Recorded Future」を導入した。これにより、最新の攻撃トレンドや手法に関する情報収集を効率化し、プロアクティブなセキュリティ対策を強化する。

Recorded Futureは、アクセス困難な領域の情報も収集可能なサービスで、多言語の情報を分析しインテリジェンスを提供する。日々5000万以上のドキュメントを収集する情報収集力が強み。

セガサミーHDは90社近いグループ会社を抱え、セキュリティレベルの向上に取り組んでおり、Recorded Future導入によりより効果的なセキュリティ対策を実施できるようになる。

 セガサミーホールディングス(セガサミーHD)は、セキュリティ脅威インテリジェンス製品「Recorded Future」を導入した。同製品を提供するインテリジェント ウェイブ(IWI)が7月24日に発表した。これにより、最新の攻撃トレンドや手法に関する情報収集を効率化し、プロアクティブなセキュリティ対策を強化するという。

 Recorded Futureは、ダークウェブなどアクセス困難な領域の情報も収集可能なサービス。多言語の膨大な情報からパターンや文脈を分析し、インテリジェンスを提供する。100万を超える情報ソースから日々5000万以上のドキュメントを収集する情報収集力が強みだという。

 セガサミーHDは、90社近いグループ会社を抱え、独自のセキュリティガイドラインを策定するなど、セキュリティレベルの向上に取り組んでいる。進化するサイバー攻撃に対し、事後対応ではなくプロアクティブな対策を推進しており、Recorded Future導入以前は社内メンバーが情報収集を行っていた。

 今回の導入により、セガサミーHDは脅威インテリジェンスを活用し、より効果的なセキュリティ対策を実施できるようになるとしている。