ASUSの人気ポータブルPCの最新モデル「ROG Ally X」が発売、24GBメモリ/1TB SSD搭載

AI要約

新しいポータブルゲーミングPC「ROG Ally X」が発売される。AMD Ryzen Z1 Extremeプロセッサーや大容量SSD、高速メモリを搭載し、バッテリー容量は前モデルの2倍にアップグレードされている。

ROG Ally Xはユーザーフィードバックを元に再設計され、軽さと持ち運び性能が向上したアドバンスモデルとして登場。各部品の性能や耐久性が向上している。

新しいインテリジェントクーリングシステムやジョイスティック、D-Padの改善も特徴。タッチパネルの温度低下や排熱性能の向上が図られている。

ASUSの人気ポータブルPCの最新モデル「ROG Ally X」が発売、24GBメモリ/1TB SSD搭載

 Ryzen Z1 Extreme、24GBメモリ、1TB SSDなどを搭載した7.0型ポータブルゲーム機「ROG Ally X(RC72LA-Z1E24G1T)」が登場、24日(水)から販売が始まる。

 店頭価格は139,800円。TSUKUMO eX.などでは実機展示が始まっている。

■ ROG Allyのユーザーからのフィードバックをもとに再設計された小型ゲーミングPC、前モデルからバッテリー容量は2倍に

 ROG Ally Xは、7.0型ワイドTFTカラー液晶(1,920×1,080ドット、120Hz、タッチパネル搭載、グレア)、AMD Ryzen Z1 Extremeプロセッサー、24GBのメモリ(LPDDR5X-7500)、1TBのSSD(PCIe 4.0 x4接続 NVMe/M.2)、Windows 11 Homeを搭載したポータブルゲーム機。

 ポータブルゲーム機の「ROG Ally」シリーズの最新モデルとし、大容量SSD、高速かつ大容量のメモリを搭載し、バッテリー容量も2倍にアップグレードされたアドバンスモデルとしている。ROG Allyのユーザーからのフィードバックをもとに再設計されているという。

 質量は約678g。持ち運び性能はそのままにレベルアップしたアドバンスモデル、とも謳っており、本体の軽さは先代モデルに比べて約70gしか変わっていないという。

 「ROGインテリジェントクーリングシステム」を刷新したといい、ユーザーフィードバックを反映し、エアフローを改善することで、より排熱と冷却性能を向上させたとしている。

 どの角度でプレイしても快適に使用できるように特別に設計されたヒートパイプ、マザーボードとディスプレイパネルの間に送風するデュアルファン、新しい3番目の通気孔を搭載したことで、最大6℃のタッチパネルの温度低下を実現しているという。また、マザーボードが見直されたことにより排熱処理が向上したとのこと。

 多数のユーザーフィードバックをもとに、ジョイスティックとD-Padを改善したとしている。ジョイスティックは500万回の耐久試験をクリアしているといい、D-Padは格闘系ゲームやレトロゲームなどにおける8方向入力がより正確に行えるようデザインも変更しているという。

 サイズ(突起部除く)は幅280.6×奥行き111.3×高さ24.7~36.9mm。指紋認証対応電源ボタンを搭載する。また、「Xbox Game Pass Ultimate(3ヶ月利用権)」が付属する。

 インターフェースはUSB4(Type-C/Power Delivery対応)×1、USB 3.2(Type-C/Gen2/Power Delivery対応)×1、microSDカードリーダー×1、マイクロホン/ヘッドホンコンボジャック×1。無線LAN機能はIEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax(Wi-Fi 6E)。Bluetoothバージョンは5.4。

[取材協力:TSUKUMO eX.]