Ryzen 8000G搭載の完全ファンレスPC「Streacom FC8 Silent AMD Ryzen」発売

AI要約

Ryzen 8000Gシリーズ搭載で、「完全ファンレス」をうたうPC「Streacom FC8 Silent AMD Ryzen」の取り扱いがオリオスペックで始まっている。

CPUやSSDの熱をケース全体で放熱する完全ファンレス仕様のPCで、専用CPUクーラーのヒートパイプやM.2スロットを活用している。

小型で電源はACアダプタ、チップセットはAMD B650で各種インターフェイスが搭載されている。

Ryzen 8000G搭載の完全ファンレスPC「Streacom FC8 Silent AMD Ryzen」発売

 Ryzen 8000Gシリーズ搭載で、「完全ファンレス」をうたうPC「Streacom FC8 Silent AMD Ryzen」の取り扱いがオリオスペックで始まっている。

 CPU、メモリ、SSD、本体カラー(シルバーまたはブラック)などのカスタマイズが可能なBTO PCで、標準構成時(Ryzen 5 8500G、Crucial Pro 32GB Kit、Crucial T500 1TBなど,OS無し)の価格は162,800円。納期は注文後7~10日前後(パーツの入荷状況により変更の可能性あり)。

■ CPUやSSDの熱をケース全体で放熱する完全ファンレス仕様のPC

 これは、側面に一体成形のアルミ製大型ヒートシンクを搭載したPCケース「Streacom FC8」やASRockのMini-ITXマザーボード「B650I Lightning WiFi」を使った小型PC。

 CPUやSSDの熱をケース全体で放熱する完全ファンレス仕様のモデルで、CPUは専用CPUクーラーのヒートパイプをケースに固定することで熱がケースに伝わるようになっている。また、SSDはマザーボード裏面のM.2スロット(チップセット直結)に搭載することで、SSD上の熱伝導シートとケース底面が密着し、マザーボード表面のM.2スロット(CPU直結)に搭載した時よりも、SSDコントローラー部分の温度が約20~25℃程度下がるという。

 電源はACアダプタ(Mini-Box picoPSU-160-XT + 108W AC Adapter)で、本体にはロープロファイルサイズの拡張カードが1枚搭載できる(ビデオカードなど、発熱の大きいカードは搭載不可)。

 チップセットはAMD B650で、搭載インターフェイスはHDMI 2.1×1、2.5G LAN×1、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2、7.1chサウンド、USB 3.2 Gen2 Type-A、USB 3.2 Gen2 Type-C、USB 2.0など。ドライブベイは2.5インチSSD×2。

 本体サイズは240×250×100mm。

[取材協力:オリオスペック]