Nothingのサブブランドから199ドルの新スマホ「CMF Phone 1」 安いだけでない遊び心あふれる1台

AI要約

Nothingのサブブランド「CMF」から199ドルという安価でありながら、カバーの交換など遊び心も備えたスマートフォンが登場した。

新しいポイントとしては、背面がカバー型になっていて、専用ツールでステンレス製のネジを外すことで容易に変更できること。

「CMF Phone 1」は、充実スペックを持ちつつもエントリーモデルらしい価格帯ながら、使い方にも遊び心であふれる製品として注目を集めている。

Nothingのサブブランドから199ドルの新スマホ「CMF Phone 1」 安いだけでない遊び心あふれる1台

特徴的なデザインやUIだけでなく、FeliCa対応モデルをリリースするなど、国内でも話題となっているNothing。そのサブブランド「CMF」から199ドルという安価でありながら、カバーの交換など遊び心も備えたスマホが登場した。

 Nothingのサブブランド「CMF」は、同ブランド初のスマートフォン「CMF Phone 1」を発表した。

 

 CMFブランドはすでにイヤホンやスマートフォンをリリースしており、国内でも公式サイトやAmazon.co.jpで販売している。それに続いて期待されていたスマートフォンがついに発表されたわけだ。

 

199ドルで充実スペック&交換可能な背面カバーが楽しそう

ただし、日本発売はどうなる!?

 8+128GBモデルの米国での価格は199ドル(約3万2000円、税抜)と、エントリー機らしい価格でありながら、性能は充実。ディスプレーは120Hzリフレッシュレート対応の6.67型OLED、SoCはMediaTek Dimensity 7300、カメラは5000万画素(+測位用センサー)、5000mAhバッテリー、ディスプレー内蔵の指紋センサーなどとなっている。ネットワークは5G対応だが、4Gについては現在公表されているモデルでは国内キャリア(ドコモ/au)のプラチナバンドには非対応。また、NFCも非対応となっている。

 

 新しいポイントとしては、背面がカバー型になっていて、専用ツールでステンレス製のネジを外すことで容易に変更できること。これなら少々傷ついても大丈夫なので、ケース無しで使えて、しかもその日の気分に合わせて替えられるのは楽しそう。また、本体の右下隅に丸い部分があり、ここにはスタンドやストラップを引っかけるフック、カードケースなどをハメることができるようになっている。

 

 ただ単純に性能抑えめで安価なスマホなのではなく、デザインや使い方にも遊び心であふれる製品という印象で、日本での発売も期待したくなるが、現状の仕様ではやや厳しいのも確か。それとも日本向けモデルが別途用意されるのか!? これまでのNothing Phoneシリーズ以上に期待したくなる1台だ。

 

「CMF Phone 1」の主なスペック

ディスプレー

6.67型有機EL LTPO 120Hz対応

画面解像度

1080×2400

サイズ

約77×164×8mm

(ヴィーガンレザーは9mm)

重量

197g(ヴィーガンレザーは202g)

CPU

MediaTek Dimensity 7300

内蔵メモリー

8GB

内蔵ストレージ

128/256GB

外部ストレージ

microSDXC(最大2TB)

OS

Android 14(Nothing OS 2.6)

対応バンド

5G NR:n1/3/5/7/8/20/28

/38/40/41/66/77/78

4G LTE:1/3/4/5/7/8

/20/28/38/41/66

W-CDMA:1/4/5/8

4バンドGSM

無線LAN

Wi-Fi 6

カメラ画素数

5000万画素+測位センサー

イン:1600万画素

バッテリー容量

5000mAh(33W対応)

Qi

×

NFC

×

防水/防塵

×/△(IP52)

生体認証

○(画面内指紋)

SIM形状

nanoSIM×2

USB端子

Type-C

イヤホン端子

×

カラバリ

ブラック、ライトグリーン、ブルー、オレンジ

価格

199ドル(8/128、米国価格 税抜)

 

文● ASCII