千葉県警察でサイバー犯罪捜査官を募集、申込受付 8月16日まで

AI要約

千葉県警察がサイバー犯罪捜査官の採用を募集

受験資格や申込受付、給与など詳細な情報を提供

第1次・第2次考査内容や選考過程も明示

 千葉県警察は、サイバー犯罪捜査官の採用について募集ページを7月2日に更新した。

 サイバー犯罪捜査官の職務内容は、コンピュータその他の情報処理に関する高度な専門的知識、技術をもって、主にコンピュータを利用した犯罪の捜査に関する職務に従事しする。

 受験資格は、昭和39(1964)年4月2日以降に生まれた人で、次のいずれかの試験に合格し、かつ情報システムの開発、保守または運用業務に従事していた期間が3年以上(2024年6月末日現在)となる人。

・情報処理安全確保支援士(旧情報セキュリティスペシャリスト、旧テクニカルエンジニア(情報セキュリティ)及び旧情報セキュリティアドミニストレータを含む)

・ITストラテジスト(旧システムアナリストを含む)

・プロジェクトマネージャ

・システムアーキテクト(旧アプリケーションエンジニア及び旧プロダクションエンジニアを含む)

・ネットワークスペシャリスト(旧テクニカルエンジニア(ネットワーク)及び旧オンライン情報処理技術者を含む)

・データベーススペシャリスト(旧テクニカルエンジニア(データベース)を

含む)

・ITサービスマネージャ(旧テクニカルエンジニア(システム管理)及び旧システム運用管理エンジニアを含む)

・応用情報技術者(旧ソフトウェア開発技術者及び旧第一種情報処理技術者を含む)

・システム監査技術者

・エンベデッドシステムスペシャリスト

 なお、日本の国籍を有しない人、地方公務員法第16条の規定に該当する人、平成11(1999)年改正前の民法の規定による準禁治産の宣告を受けている者(心神耗弱を原因とするもの以外)は選考を受けることができない。

 申込受付は7月9日から8月23日までで、第1次考査が9月29日に、第2次考査が11月3日に行われ、最終合格発表は12月中旬以降を予定している。採用予定人数は5人程度で、採用予定年月日は2025年4月1日以降の予定。

 第1次考査は、法律、政治、経済、社会一般、日本史、世界史、地理、数学、物理、化学、生物、地学、文章理解(英語を含む)、判断推理、数的処理及び資料解釈に関連する分野から出題される知識及び知能について一択式の筆記考査(大学卒業程度)と、サイバー犯罪捜査官として必要な専門的知識、能力について筆記考査(記述式)が行われる。

 第2次選考では、口述考査、適性検査、体格・体力検査、身体検査、受験資格などの調査が行われる。

 給与は、大学卒業後、職務に有益な民間経験が10年と確認され、階級が巡査部長として採用された場合は31万円程度(地域手当額含む)、大学卒業後、職務に有益な民間経験が20年と確認され、階級が警部補として採用された場合は38万円程度(地域手当額含む)の2つを例に挙げている。