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1分未満でテキストから3Dモデルが作れる生成AI「Meta 3D Gen」
Metaが生成AI「Meta 3D Gen」を発表し、テキストプロンプトから1分未満で3Dモデル生成が可能となった。
Meta 3D Genは高品質な3Dモデルとテクスチャを生成し、物理ベースレンダリングをサポートしている。
生成は2つのステージに分かれ、30秒以内で3Dアセットを生成し、さらに20秒程度でテクスチャとPBRマップを生成する。
![1分未満でテキストから3Dモデルが作れる生成AI「Meta 3D Gen」](/img/article/20240704/66866161475b8.jpg)
Metaは7月2日(米国時間)、テキストプロンプトから3Dモデル生成まで1分未満で行なえるという生成AI「Meta 3D Gen」を発表した。
Meta 3D Genはプロンプトに対して忠実かつ高品質な3Dモデルおよびテキスチャを1分未満で生成可能。物理ベースレンダリング(PBR)をサポートしており、リアルな照明効果が得られるという。
生成の最初のステージ1では、ユーザーのテキストプロンプトに基づいて、「Meta 3D AssetGen」モデルを利用した初期3Dアセットを生成する。このステージでは3Dメッシュ、テキスチャおよびPBRマテリアルマップを生成する。推論に必要な時間は約30秒だという。
次のステージ2では、生成された3Dアセットに対し、「Meta 3D TextureGen」モデルを利用し、より高品質なテクスチャとPBRマップを生成する。これにかかる時間は約20秒程度だという。これにより1分未満で3Dモデルが生成できるとしているが、生成の環境については述べられていない。
また、ステージ2においてユーザーのプロンプトに基づいてテクスチャをメッシュに再適用することも可能となっている。
同社によれば、ほかのモデルと比較してMeta 3D Genはプロンプトの充実度と視覚的な品質の面で優れており、特に複雑なテキストプロンプトに対してははるか高速で生成可能だったとしている。