フォッシルがスマートウォッチを大幅割引中。撤退のウワサも…

AI要約

Android系のスマートウォッチの進化が速い中、Fossilの高価格帯モデルが大幅セールで処分されている。

Fossilの最新モデルであるGen 6シリーズが3年前の古いバージョンのWear OSを採用しており、開発から撤退の可能性も考えられる。

セール品は魅力的であるが、将来的な使い勝手を考えると型落ちモデルへの妥協も検討すべき。

フォッシルがスマートウォッチを大幅割引中。撤退のウワサも…

スマウォの進化は爆速!

Apple Watchシリーズほどではないものの、Android系のスマートウォッチのなかには、かなり高額のモデルが多々あります。ファッショナブルなスマートウォッチを販売してきたFossil(フォッシル)も例外ではありません。ところが、このところ大セールで在庫一掃処分を目指しているなんて話が相次いでいるみたいですよ…。

Fossilのスマートウォッチといえば、Gen 6シリーズが現行モデル。アナログ時計とハイブリッドデザインの渋いモデルもありますが、4万円に迫る高価格帯での発売でした。ところが今年に入ってから、北米などでは7割引きとなる80ドル(約1万2800円)で販売されていたり。しかも中古や再生品とかではなく、れっきとした新品です。

とはいえ、Gen 6シリーズの初登場は3年も前のこと。当時は、Google(グーグル)のPixel Watchシリーズすら未発売で、Gen 6も古いバージョンのWear OSが採用されています。このころのWear OSは、パフォーマンスに難ありと酷評されていたり、Apple Watchの優位性が際立つ始末。おまけにFossilは、少し前にウェアラブルソフトウェア部門を社内で閉鎖したことが伝わっています。これはもうスマートウォッチ開発から、事実上の撤退?

別に最新モデルのスマートウォッチでなくていい。ほどよい価格帯で使えるものが欲しい。そんな願いをかなえてくれるセール品として、Fossilの在庫処分に飛びつきたくなる気持ちはわかります。でも、この先あまり長くは使えない可能性も。

新品ではありませんが、オークションサイトでは、初代Pixel Watchが日本円にして1万円を切る価格帯で出回っていたりするようです。まだ使い心地として、こちらの選択が賢いなんて声も。ここ数年の間、グンと進化を遂げてきたスマートウォッチは、どこまで型落ちモデルで妥協できるか、悩み多き買い物になりますよね。