想像を絶する攻撃受けたニコニコ それでも発信する代表と、支えて待つユーザーたち

AI要約

ガイナックス破産やニコニコ動画のサイバー攻撃など、ITmedia NEWS Weekly Top10の記事を要約。

ニコニコ動画のサイバー攻撃は想像を絶する規模で、物理的なケーブル抜線まで行われた珍しい事件だった。

業界のトピックやネットユーザーの反応も取り上げられている。

想像を絶する攻撃受けたニコニコ それでも発信する代表と、支えて待つユーザーたち

 ITmedia NEWS Weekly AccessTop10(6月8~14日)

1 ガイナックス破産で、庵野氏が代表務めるカラーがコメント発表 「残念でなりません」

2 「うちらが撮った写真やん」 中国の宇宙開発企業がインターステラテクノロジズ撮影の“地球の写真”を無断使用? 構図までそっくり

3 Chromeのアイコン、突如ゆるキャラとして人気に 公式も「びっくりしています」

4 アニメ「エヴァンゲリオン」制作・ガイナックスが破産 40年の歴史に幕

5 モバイルバッテリーレンタルの不正利用で逮捕者、「充レン」が公表 「秒単位で記録される」

6 印刷会社が突然の事業閉鎖 韓国支社が管理システムやサーバを乗っ取り→日本本社は何もできず

7 特殊詐欺の回線契約に使われた偽造カードは「運転免許534回線、マイナカード1回線」 2023年

8 復活していないのに「ニコニコ復活」トレンドに ユーザーの叫び

9 ニコニコの大規模障害、原因はサイバー攻撃 「週末中での復旧は困難な状況」と栗田代表

10 ニコニコ、メンテ開始から9時間経過も復活せず イベント生配信などに影響も

 ITmedia NEWSにおける1週間の記事アクセス数を集計し、上位10記事を紹介する「ITmedia NEWS Weekly Top10」。今回は6月8~14日までの7日間について集計し、まとめた。

 先週は「ニコニコ動画」が大規模なサイバー攻撃を受けてサービスを停止したことが大きなトピックだった。その規模は想像を絶するものだった。

 ランサムウェアを含む攻撃で、標的になったのはKAKOKAWAグループサーバ内のクラウドだ。「相当数の仮想マシンが暗号化」され、ニコニコを含むグループのサービス全般が停止した。

 その後もサイバー攻撃が繰り返され、遠隔でサーバをシャットダウンした後も、第三者がさらに遠隔からサーバを起動させて感染拡大を図るといった行動がみられたため「サーバの電源ケーブルや通信ケーブルを物理的に抜線し封鎖」したという。

 サイバー攻撃への防御を、ケーブルの抜線という物理で行わざるを得ない事態は極めて珍しく「可能性があるとは知っていたが、実際に行われたのは初めて聞いた」「悪夢だ」などという声が出ている。