ニコニコ、システム全体再構築の事態に。サイバー攻撃受け
AI要約
株式会社ドワンゴはサイバー攻撃の影響でニコニコサービスが利用できない状態であり、全体の再構築を発表した。
被害状況の把握と並行してシステム再構築を進めており、停止中のサービスや番組の中止、延期を発表した。
役員が情報を説明し、復旧までの見込みやユーザーからの質問に対応することを明言している。
株式会社ドワンゴは10日、大規模なサイバー攻撃の影響により、8日早朝からニコニコサービスが利用できない状態であるため、ニコニコのシステム全体を再構築することを発表した。
同社は10日の時点で、被害状況の全容を把握するための調査と並行して、サイバー攻撃の影響を受けずにニコニコのシステム全体を再構築をするための対応を進めているという。
サイバー攻撃の影響で停止中のサービスは、ニコニコ動画やニコニコ生放送などのニコニコファミリーサービス、外部サービスでのニコニコアカウントログイン、各種企画におけるプレゼント発送。16日までの番組も中止または延期を予定している。
同社は今週中に、役員の栗田穣崇氏およびCTOの鈴木圭一氏が、復旧までの見込みやその時点までの調査で分かった情報を説明するとしている。「サービス停止期間中のプレミアム会員費や有料チャンネル会員費は請求されるのか」、「生放送のタイムシフト期限はどうなるのか」といったユーザーからの質問については、続報にて誠実に対応するという。
