〝BD戦士〟久保田覚 法廷で明らかになった「異常な酒グセ」 瓜田純士の尽力もパー

AI要約

久保田覚被告の初公判が行われ、DVや建造物破壊の罪で起訴された経緯が明らかになった。

久保田被告は酒に酔った状態で交際女性に暴力を振るい、法廷では起訴内容を認めた。

久保田被告は酒癖の悪さが問題となっており、更生を目指す取り組みもあったが、瓜田純士の助言を受けても改善されなかった。

〝BD戦士〟久保田覚 法廷で明らかになった「異常な酒グセ」 瓜田純士の尽力もパー

 交際女性に暴力を振るい、傷害などの罪に問われたインフルエンサーの久保田覚被告の初公判が30日、東京地裁(寺尾亮裁判長)で開かれた。

 久保田被告は「朝倉未来にストリートファイトで勝ったら1000万円」企画に挑戦し、1分間格闘技「Breaking Down」にも出場した人気選手。インフルエンサーとして活動していたが、昨年3月にも交際女性に対するDVで逮捕されており、今回が2度目の逮捕となった。

 起訴状によると交際女性の自宅で、酒に酔った久保田被告が女性から飲酒についてとがめられ激高。馬乗りになり女性の髪をつかみ、顔面を殴打したという。その後、コンビニに行くため外出した久保田被告が女性宅に戻った際に、女性が鍵をかけ部屋に入ることができず再び激怒。久保田被告は消火器でドアを叩くなどして建造物破壊の罪にも問われている。

 起訴内容について久保田被告は「間違いありません」と認めた。法廷での久保田被告は直立不動で裁判長の言葉に耳を傾け、質問に対してもはっきりとした口調で答えた。

 今回、明らかになったのは久保田被告の酒癖の悪さだ。女性の調書によると久保田被告は「お酒を飲まなければ優しい。飲むと180度(性格が)変わる。酔って店員やタクシーの運転手に暴言を吐いていた」という。

 久保田被告は前回のDV逮捕時も酒に酔った状態だった。久保田被告の知人によると「酒を飲まなければ本当にいいヤツ。禁酒して格闘技のトレーニングも頑張っていたんですが…」と話す。

 更生を目指す久保田被告には多くの人が救いの手を差し伸べていた。その一人がアウトローのカリスマと呼ばれる格闘家の瓜田純士だった。

「瓜田さんは久保田を本気で叱る一方で、相談にも乗ってあげていたようです。久保田自身も瓜田さんに感謝していました」(同)

 残念ながら瓜田の声も届かなかったようだ。