<虎に翼>「怒ってもいい。罵倒してもいい」 花江が視聴者の気持ちを代弁? 「説得力があった」「救われた」

AI要約

伊藤沙莉さんが主演するNHK連続テレビ小説「虎に翼」の第43回では、直言の身勝手な言葉に怒った花江が注目される。

直言が優三の死亡通知書を隠していたことが判明し、自分の死を悟った直言が家族に言葉をかけるが、花江は納得せず不満を抱く。

花江が直言に対して、自分の気持ちや怒りを率直に伝え、その後寅子が直言に対して意見を述べる展開が繰り広げられる。

<虎に翼>「怒ってもいい。罵倒してもいい」 花江が視聴者の気持ちを代弁? 「説得力があった」「救われた」

 伊藤沙莉さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第43回が、5月29日に放送され、直言(岡部たかしさん)の身勝手な言葉に怒った花江(森田望智さん)が、視聴者の話題を集めた。

 前日第42回の放送で、優三(仲野太賀さん)の「死亡通知書」を、直言が隠し持っていたことが判明した。

 第43回では、自分の死が迫ったことを察した直言は家族を集める。花江に対して「君は猪爪家の人間だ。いつまでもこの家にいていい。でももし、この先に誰かいい人が現れた時は、その人と幸せになりなさい」と伝えるが、花江は「今する話、それじゃないです」とあきれる。

 花江は、寅子(伊藤さん)に「お義父さんがやったことは、とんでもなくひどいと思う。優しくする必要なんてない。怒ってもいい、罵倒してもいい。トラちゃんはきちんと伝えるべきよ」と告げる。そしてひと息入れると、「お義父さんとは、生きてるうちにお別れできるんだから」と伝えた。

 花江の気持ちを受け取った寅子は、直言の前に勢いよく座る。直言は、「優三君のことすぐ伝えられなくて、ごめん」と謝罪。「今トラが倒れたら、うちは我が家がダメになると思って、そう思って言えなかった」と、黙ったままでいた理由を明かした。

 SNSでは「花江ちゃんがすべて言ってくれた」「ありがとう花江ちゃん。花江ちゃんの言葉だからこそ説得力があった」「花江ちゃんは視聴者の代弁者でもあった」「許さなくていいと言ってくれた花江ちゃんに個人的に救われました」といったコメントが寄せられている。