【宝塚】花組トップ柚香光退団「背中の羽根降ろしました」最後の大階段を紋付き、はかまで下りる

AI要約

宝塚歌劇団花組トップ柚香光が退団公演を終え、15年間の宝塚人生に別れを告げた。

柚香は宝塚で過ごした日々を振り返り、青春に満ちた15年間だったと語った。

最後のセレモニーで柚香は感謝と安堵の気持ちを表明し、ファンの思いを胸に進んでいく決意を示した。

 宝塚歌劇団花組トップ柚香光が26日、東京宝塚劇場で、退団公演「ミュージカル『アルカンシェル』~パリに架かる虹~」の千秋楽を終え、15年間の宝塚人生に別れを告げた。公演後の会見で柚香は、宝塚で過ごした日々を振り返り「青春、その一言に尽き、とても良い青春でした」と、すがすがしい表情で語った。トップ娘役星風まどかも同時退団した。

 サヨナラショーに続くセレモニーでは、最後の大階段を紋付き、はかまで下りた。宝塚大劇場の千秋楽では男役の象徴黒えんび、この日は宝塚の正装。柚香は「最後は宝塚の生徒として卒業させていただきたい、身を引き締めてごあいさつさせていただきたいと思いました」と説明した。

 セレモニーでは「本日、背中の羽根を降ろしました」と話した。あらためて心境を聞かれ「感謝と安堵(あんど)です。何よりもお客さまの応援のあってのこと」と感謝した。

 今後については「ファンの方の思いを胸に、恥ずかしくないように進んでいきます」と話した。【小林千穂】