【イベントレポート】「好きあま」小野賢章の印象的な場面は?富田美憂はラストの“キュンキュン”アピール

AI要約

スタジオコロリドの新作アニメ映画「好きでも嫌いなあまのじゃく」の公開記念舞台挨拶が、本日5月25日に東京・新宿バルト9で行われ、声のキャストの小野賢章、富田美憂、監督の柴山智隆が登壇した。

本作は「人に嫌われたくない」という思いから頼まれごとを断れない高校生・柊(ひいらぎ)と、“思いを口にすることが大切である”がモットーである鬼の少女・ツムギの出会いから始まる青春ファンタジー。母を探しに人間の世界へ来たツムギのため、柊は彼女と一緒に旅に出る。昨日5月24日にNetflixで世界独占配信が始まり、同時に全国の劇場で封切られた。

柊役の小野は「本日はお越しいただきありがとうございます。小野賢章です。……嫌わないでください」と役柄になぞらえて挨拶。ツムギ役の富田もそれにならい、「お母さん探してまーす。今日はよろしくお願いします!」と挨拶して笑いを誘う。本日2人は、柊とツムギが着ている服とそれぞれ同じ色合いの衣装で登場。さらに小野は、私物の眼鏡をそのまま掛けてきたことを明かし、再び「嫌わないでください!」と念を押した。

【イベントレポート】「好きあま」小野賢章の印象的な場面は?富田美憂はラストの“キュンキュン”アピール

スタジオコロリドの新作アニメ映画「好きでも嫌いなあまのじゃく」の公開記念舞台挨拶が、本日5月25日に東京・新宿バルト9で行われ、声のキャストの小野賢章、富田美憂、監督の柴山智隆が登壇した。

本作は「人に嫌われたくない」という思いから頼まれごとを断れない高校生・柊(ひいらぎ)と、“思いを口にすることが大切である”がモットーである鬼の少女・ツムギの出会いから始まる青春ファンタジー。母を探しに人間の世界へ来たツムギのため、柊は彼女と一緒に旅に出る。昨日5月24日にNetflixで世界独占配信が始まり、同時に全国の劇場で封切られた。

柊役の小野は「本日はお越しいただきありがとうございます。小野賢章です。……嫌わないでください」と役柄になぞらえて挨拶。ツムギ役の富田もそれにならい、「お母さん探してまーす。今日はよろしくお願いします!」と挨拶して笑いを誘う。本日2人は、柊とツムギが着ている服とそれぞれ同じ色合いの衣装で登場。さらに小野は、私物の眼鏡をそのまま掛けてきたことを明かし、再び「嫌わないでください!」と念を押した。

“隠した思い”をテーマに、少年と鬼の成長物語がつづられる本作。小野は「ロードムービーというのもあって、2人がいろんな人と出会って、心境が変わっていく様子が丁寧に描かれているのが魅力。どの世代、どの立場から見ても共感できるポイントがあります」とアピールする。お気に入りのシーンを問われると「柊が旅館で『ここで働かせてください!』と頼み込むところは、こういう頑固な一面もあるんだなと意外に思った。誰かのため、ツムギのためというのが絡んでくるとかっこよくなるじゃんって」と見どころを伝える。富田は「幅広い世代の人に刺さるはず」と力強く口にし、「エンドロールのあと、なんだこのキュンキュンするワンシーンは!とドキッとした方が多いのでは?」とにやり。最後の最後に映し出される“あるシーン”に言及した。

柴山は「世界同時配信ということで、さまざまな言語の感想が届いていてうれしいです」と感無量の様子。柊とツムギがさまざまな価値観に出会い、自分のことを知っていくストーリーを描くにあたり、演出のこだわりとして「これ見よがしに(セリフの中で)言わせないように心がけました。自分で見つけた言葉のほうが、映画を観たその人自身のものになるんじゃないかと思って」と話し、あくまで自然な形でキャラクターのセリフを紡いだと説明する。そして「こういう大人たちが周りにいたらいいなというキャラクターがたくさん出ていると思います」とほほえむ。

本作では、ずっと真夜中でいいのに。が主題歌「嘘じゃない」と挿入歌「Blues in the Closet」を書き下ろした。富田が「ずとまよさんが大好きで」と切り出すと、小野は「なんか観に行ったんだって? うらやましすぎるよ!」とすね始める。富田は「先日のライブにご招待いただいて」と満面の笑みで報告し、「マネージャーからのメールに『小野様は舞台本番中のため欠席です』と書いてあって。賢章さんの分まで楽しんでくるぞ!って(笑)。主題歌も挿入歌も生で聴けました」と声を弾ませる。

イベントでは登壇者たちへのサプライズとして、ずっと真夜中でいいのに。のACAねからの音声メッセージも披露された。「柴山監督と事前にお話しをする機会があって その中で『繊細な方が行きつく場所』っていうワードがすごい残っていて 元々、自分が作っていた欠片とシンクロする部分が多くて、想いを並走して作れたのがすごい良かったです」という言葉を受け、柴山は「作品の内容やメッセージについて打ち合わせしたんですけど、だんだんACAねさんの中で曲のイメージが紡がれていくのを感じて、途中から余計なことを言わずお任せしようと。期待していました」と満足げに語る。また「小野さんともいつかまたお会いできる機会があればご挨拶をしたいです」というコメントもあり、小野は「こんなうれしいことあるんですね。認識していただけてるとは!」と先ほどのいじけた表情から一転して目を輝かせた。

■ ACAね(ずっと真夜中でいいのに。)メッセージ

今回、主題歌と挿入歌を担当しました「ずっと真夜中でいいのに。」です。

実はコロリドさんの作品は、前作の「雨を告げる漂流団地」でも担当させて頂き

今回もお声がけ頂けるとは本当に、本当に嬉しかったです。感謝です。

柴山監督と事前にお話しをする機会があって その中で『繊細な方が行きつく場所』っていうワードがすごい残っていて

元々、自分が作っていた欠片とシンクロする部分が多くて、想いを並走して作れたのがすごい良かったです。

ラフの映像を見ていて、最初の方逃げたふたりがトンネルの下で話しているシーンがずっと印象的で

そこでツムギは学校に行くっていう習慣がなくて、知らないんだって「はっ」として

当たり前に思っていても、違う習慣があるふたりっていうのも曲作りのキーになっていました。

ずとまよのライブに柴山監督と富田さんも来てくださって

その時にこの曲を初披露したんですけど、そのあと柴山監督から感想をまた別で頂きまして

「とっっっっっても楽しかった」と言って頂けて嬉しかったですし

富田さんとも初めてお会いできて「はっ…ツムギだ」って、本当に興奮していました。

小野さんともいつかまたお会いできる機会があればご挨拶をしたいです。

「好きあま」私も映画館に観に行ってきます。

では「ずっと真夜中でいいのに。」でした。

(c)コロリド・ツインエンジン