「親子だったの!?」の声多数。朝ドラ俳優&59歳コワ面俳優の“自然すぎる関係性”

AI要約

「情熱大陸」で話題になった岡部たかしの俳優息子を紹介し、中野英雄と仲野太賀という愛すべき俳優父子を発見。父から息子へのエールが自然で心温まる関係。英雄がSNS上で太賀の活躍を応援する姿に注目。

英雄が太賀が出演する朝ドラ「虎に翼」についてコメントし、多くの人がこの父子関係を初めて知る。父親の愛情が自然で、太賀の活躍に対する感動を父親が率直に表現。

中野英雄はヤクザ俳優を代表する父で、太賀とは異なる演技のフィールドでありながら、客観的な視点から息子をサポート。父からの温かいエールが父子関係をさらに魅力的にする。

「親子だったの!?」の声多数。朝ドラ俳優&59歳コワ面俳優の“自然すぎる関係性”

『情熱大陸』(MBS、2024年4月28日放送回)で岡部たかしが俳優の息子をさりげなく紹介して話題になったが、また一組、愛すべき俳優父子を見つけた。

 中野英雄と仲野太賀である。知られてるようで意外と知られていなかった父子関係でもある。中野英雄によるInstagram投稿でそれが広く知られることになった。

 イケメン研究をライフワークとする“イケメン・サーチャー”こと、コラムニスト・加賀谷健が、伝統芸のように伝承される中野父子を読み解く。

 俳優の父親が俳優の息子のことをSNS上でつぶやく。純粋な気持ちでしれっとほめる。そういう関係がすごく自然でいいなと感じるのが、中野英雄(以下、英雄)と仲野太賀(以下、太賀)父子である。

 2024年5月17日、英雄がInstagramを更新。太賀が出演する朝ドラ『虎に翼』第7週第35回で、主人公・猪爪寅子(伊藤沙莉)と太賀扮する書生・佐田優三が結婚した写真に「最高だ!!」とコメントを添えて投稿した。

 これを受けてSNS上では、仲野太賀の父親が中野英雄であることを初めて知ったというコメントが多く見受けられた。なるほど、父から息子へのエールがあまりにも自然すぎて意外にもこの父子関係が知られていなかったのかもしれない。

 とはいえ、息子へのエールは、もはや恒例行事化している。岡田将生主演のドラマ『ゆとりですがなにか』(日本テレビ、2016年)が放送されたときなんて、太賀が演じた激ヤバ新人の台詞を印象して父親目線で投稿(2016年4月18日)。

「褒められて伸びるタイプか…」というコメントは、同作放送中の宣伝活動ともとれるけど、それ以上にほんとうに息子のことが大好きな気持ちが溢れていて、太賀の演技と英雄の投稿をセットで愛でたくなる。

 哀川翔や小沢仁志らとともに、Vシネのヤクザ俳優を代表する父。息子とは演技のフィールドが違うが、だからこそ客観的でもあるし、単なる父からのエールをこえたコメントの風通しのよさみたいなものがあるんじゃないか。