西島秀俊 今月いっぱいでの独立発表後、初の公の場

AI要約

俳優の西島秀俊(53)が映画「蛇の道」の完成披露舞台あいさつに登壇し、独立後初の公の場となった。

映画「蛇の道」は黒沢清監督によるリベンジ・サスペンスの完全版で、フランスを舞台に展開される。

西島は芸能事務所を独立する決断を下し、感謝の気持ちと今後の意気込みを公表した。

西島秀俊 今月いっぱいでの独立発表後、初の公の場

 俳優の西島秀俊(53)が20日、都内で行われた映画「蛇の道」(監督脚本・黒沢清、6月14日公開)の完成披露舞台あいさつに主演の柴咲コウ(42)らとともに登壇。4月17日に今月いっぱいで芸能事務所「クォーター・トーン」からの独立を発表して以来、初の公の場となった。

 同映画は、黒沢監督が98年に劇場公開された同タイトルの自作をフランスを舞台にセルフリメイクしたリベンジ・サスペンスの完全版。

 西島は「患者の吉村役の西島秀俊です。よろしくお願いします」と笑顔であいさつ。

 西島は先月17日に同事務所の公式サイトで「5月31日をもちまして、株式会社クォーター・トーンを退社し、独立いたしますことをご報告申し上げます」とし「22年間、事務所の皆さんと共に歩んだ日々は、私にとってかけがえのない宝物です。国内外の様々な作品・企画に挑戦するとともに、その一つ一つの作品に真摯に取り組むことで、観客の皆様に楽しんでいただける作品づくりに携われるよう精進してまいります」と感謝の思いと今後についてつづっていた。

 <映画「蛇の道」ストーリー>8歳の愛娘を何者かに殺されたアルベール・バシュレ(フランス人俳優ダミアン・ボナール)は、偶然出会ったパリで働く日本人の心療内科医・新島小夜子(柴咲コウ)の協力を得ながら、犯人探しに没頭。復讐心を募らせていく。だが、事件に絡む元財団の関係者たちを拉致監禁し、彼らの口から重要な情報を手に入れたアルベールの前に、やがて思いもよらぬ恐ろしい真実が立ち上がってきて…。西島は心を病んだ小夜子の患者・吉村役で出演。