義両親が養女を殺してバラバラに…「当時の新聞に当たってみると、報道もされていた」2000人以上に聞き込みをして出会った“川の怪談”――著者は語る『川の怪談』(正木信太郎)

AI要約

新潟県の信濃川沿いの荒屋で若い男が夜を明かしていた。突然、荒屋が崩壊し、男は川に投げ出される。目覚めると神社の境内にいて、声を聞く。

怪談師の正木信太郎さんが全国の30の河川に伝わる怪異談をまとめた『川の怪談』を執筆。現代怪談を集める過程で2000人以上に話を聞き、珍しい体験を収集。100年以上前の怪談も含まれている。

本書では幽霊話よりも不思議な体験の話が多く、一つでも読者が自分に起こりそうだと感じられるような内容になっている。怪談師である正木さんの理想は、読者が身近で起こりそうな不気味な体験を共感し、ゾクッとすること。

義両親が養女を殺してバラバラに…「当時の新聞に当たってみると、報道もされていた」2000人以上に聞き込みをして出会った“川の怪談”――著者は語る『川の怪談』(正木信太郎)