EXILE・TAKAHIRO、「長期の断酒を試みました」グループ加入日に気合の武道館公演「自分にとって特別な場所。神聖なステージ」

　EXILE（エグザイル）TAKAHIRO（39）がグループ加入日でもある22日、東京・千代田区の日本武道館で「LIVE 2024”GLORY”」を完走した。アンコールにはロックバンド「ACE OF SPADES」もサプライズ登場、集まった9000人を熱狂させた。

　2006年に武道館で行われた「ボーカルバトルオーディション」最終決戦でEXILEに加入したTAKAHIRO。昨年9月に初単独武道館ライブを成功させ2年連続、自身3回目の武道館のステージに立った。この日は公演2日目で、初日は副題を～Dream～とし、2日目は～Happiness～。「EVOLUTION」で幕を開け「Irish Blue」「FULL THROTTLE」と疾走感あるナンバーを届けた。

　MCでは「昨日も相当な盛り上がりで、皆さんのパワーを受けてかっ飛ばしてしまった。多少、喉が」と笑わせつつ「今日はハピネス。皆さんにいただいた幸せの日々、感じてきたことをふんだんに皆さんに…自分で言うのもなんですが、神セトリでお届けしたい」とニヤリ。また「武道館は自分にとって特別な場所。神聖なステージ。なので成人になって初めてと言って過言でない長期の断酒を試みました」と話すと客席からはいぶかしむ声が上がった。

　「2週間。お酒飲む人ならキツいって分かる」と手をわざと振るわせながら笑わせると「終わったら生ビール飲むんだい！　皆さんの、そしておいしい生ビールのために全てを出し切ります！」とかぶとの緒を締め直した。

　コンサート初披露という秋元康作詞の「A leaf～螺旋状のサヨナラ～」や最新曲「DESTINY」も前日に続き披露。「午前のリハまで声が出なくて不安もあったけど、昨日より越えて声が出た。最高の思い出を作ることができました。これからも一人一人に歌を届けていきたい」と観客を盛り上げた。およそ2時間半の公演を完全燃焼で幕を閉じた。

　アンコールでは05年のGLAY×EXILEをきっかけに12年に結成された「ACE OF SPADES」が登場し楽曲「WILD TRIBE」など3曲を歌唱。終演後には12月24日に有明の東京ガーデンシアターでクリスマスライブを開催することも発表した。