ライダー史上最高に派手なギャル役、雑誌や映画で日々研究 「ガヴ」ヒロインの宮部のぞみ

AI要約

新番組「仮面ライダーガヴ」について。主人公やストーリーの要約。

ヒロイン役を演じる若手女優の役作りや挑戦について。

女優の経歴や芝居に対する姿勢について。

ライダー史上最高に派手なギャル役、雑誌や映画で日々研究 「ガヴ」ヒロインの宮部のぞみ

「仮面ライダーガヴ」テレビ朝日系 日曜午前9時

憧れは「仮面ライダー」シリーズのヒロイン役。オーディションに臨む際は、「仮面ライダーのヒロインになれますように」と絵馬に書いて神社に奉納することが常だ。そして、念願がかなった。

「あまりにもうれしくて、頭が真っ白になりました」と笑う。

「仮面ライダーガヴ」のモチーフは、お菓子。異世界からやってきた、お菓子が大好きなショウマ(知念英和)が、お菓子を食べることで「ゴチゾウ」を生み、そのパワーで仮面ライダーガヴに変身する。幸せな人たちをさらおうとする怪物グラニュートを追うフリーライターの辛木田絆斗(日野友輔)が変身する仮面ライダーヴァレンとともに、グラニュートから人間を守っていく。自身が演じているのはギャルの甘根幸果。〝何でも屋〟の社長だ。ポジティブで明るく、根は真面目で誠実というキャラクター。そんな彼女がショウマと絆斗を振り回しながら物語に絡んでいく。

「幸果は人を幸せにすることを真剣に考え、悩み、成長していきます。そこがすてき」と称賛するが、外見が派手なギャルという設定には戸惑った。自身は清楚なファッション、薄いメークを好んでいるからだ。「ギャル雑誌のSNS(交流サイト)をフォローしたり、ギャルが登場する映画を見たりして日々研究しましたね」と、役の作り方を明かす。

アクションシーンだけでなく、ガヴとヴァレン、そして、ショウマと絆斗、幸果の関係性の行方も見どころ。

「それぞれに深いストーリーがあり、困難を克服していく。その姿から私も勇気をもらっています」と力を込める。

物心がつく前から写真を撮られることが大好きだった。やがて雑誌を彩るモデルになりたいと思い、友人の母親から勧められて出場したミスコンテスト「2019ミス・ティーン・ジャパン」でグランプリを受賞した。15歳で愛知県から上京。高校2年生の時に出演した映画「20歳のソウル」(令和4年公開)で芝居の楽しさを知った。

「役に感情を込める。それができたことで、初めて演技というものに真剣に向き合った気がしました」と明かし、その後、芝居のレッスンを積みながら、いかにさまざまな経験が必要かに気付いた。「経験や知識はお芝居に生きてくるし、それを積んだ人は魅力的」と語る。