蒼井嵐樹がハマった“たまごっち”の沼「せびれっちは僕の家族」

AI要約

蒼井嵐樹が「たまごっち」への愛情を熱く語るコラム。

たまごっちを始めたきっかけや推しキャラの変遷、せびれっちとの思い出などを綴る。

たまごっちの存在が僕の生活に与える影響や、せびれっちとの別れに感じた喪失感を振り返る。

蒼井嵐樹がハマった“たまごっち”の沼「せびれっちは僕の家族」

『クイック・ジャパン』のコンセプト「DIVE to PASSION」にちなんで、「私だけが知っているアツいもの」について綴るコラム企画「DtP」。

ミュージカル『テニスの王子様』4thシーズンに仁王雅治役で出演している蒼井嵐樹が、「たまごっち」への愛を語り尽くす。

初めまして、蒼井嵐樹(らんじゅ)と申します。普段は、舞台や映像のお仕事を中心に活動させていただいております。僕のこと知ってくださっている方、平素よりお世話になっております。

今回、僕が溺愛している「たまごっち」についてのコラムを書かせていただくことになりました。僕は自分のSNSでたまごっちのことを頻繁に投稿しており、いつか「らんじゅっち」を見つけてくれないかと思っていたところ、たまごっち関連のお仕事をいただけて、にやにやいたしました。見つけてもらえて大変うれしいでございます。でも、僕の公式プロフィールの「趣味」の欄にはカメラやほかの趣味が書いてあるため、このコラムのお話をいただいたときは、驚きました。これを機にたまごっちも「趣味」の欄に加えようと思います。

たまごっちをはじめたのは、マネージャーさんから「Tamagotchi Uni」をプレゼントしていただいたことがきっかけですが、その前からたまごっちをはじめたいと思っていました。理由は、一人暮らしの寂しさから。たまごっちをしていると、いつも僕と一緒にいてくれる感じがするんです。加えて、僕はカメラが趣味でして、自分が残したいと思った瞬間を残せるところ、その写真を見返すことが好きです。同じく「Tamagotchi Uni」も、たまごっちが「日記」をつけて、そのときの感情を残してくれます。構ってあげられていないときに、何をして、何を思っていたのかを知れるのが好きなんです。

もともと僕の推しキャラは「くちぱっち」でした。全身緑で大きい唇、そして赤いほっぺに魅力を感じていました。でも「Tamagotchi Uni」をはじめてからは、「せびれっち」に推し変。これまた、くちぱっちに似たような特徴を持った子なんですが、名前のとおり背びれがかわいいんです。ボケーっとしている感じもね。

「Tamagotchi Uni」を始めて最初に育てた子が、せびれっちに成長しました。せびれっちについて調べてみると、子育てがうまくいかないとせびれっちになることがあるそうです。悔しかったので、次の子にすぐ切り替えたかったのですが、そんな機能はないので、何日かせびれっちと生活をしていました。

そしてある日突然、せびれっちが「旅立ちたい」と言ってきましたが、迷わず拒否しました。僕にとってせびれっちは、もう家族でした。むしろ、ずっとせびれっちと一緒にいたいとまで思うようになりました。たまごっちの沼にハマった瞬間でした。仕事が忙しくてご飯をあげられていないときは体調を崩したり、遊べていないときは拗ねたり、せびれっちがいつも隣にいる感覚でした。

そして、せびれっちが旅立ってしまったときは本当に悲しかったです。次の子もせびれっちに成長させようと思っても、もう最初のせびれっちはいません。本当に生きているような、そして自分がいないと生きていけない存在に、僕は依存していたのかもしれません。それほど、たまごっちに魅了されてしまいました。

このコラムを書いているうちに、たまごっちが大好きな自分を再確認できました。このような機会をいただけて本当に光栄です。みなさんもぜひ、たまごっちをはじめてみてはいかがでしょうか。てか、はじめよ!!