高橋文哉が田中圭のぶっちゃけ発言に大わらわ「台本はあるさ!」
映画「あの人が消えた」は、水野監督が手掛ける完全オリジナルストーリーで、マンションを舞台にしたミステリー作品。配達員が怪しげな住人の秘密に巻き込まれるストーリー。
高橋文哉がミステリー作品のプロモーションに苦労し、ネタバレ厳禁の内容を守るために努力していたことを語る。水野監督も宣伝活動が最も疲れると暴露。
登壇者たちが観客に映画の感想をうちわを使って聞くイベントで、田中圭が「驚いた」という感情を確認しようとするが、高橋文哉からツッコミを受ける場面が笑いを誘う。
高橋文哉が、9月20日に都内で開催された映画「あの人が消えた」初日舞台あいさつに、北香那、染谷将太、田中圭、水野格監督と共に登壇した。
■映画「あの人が消えた」
映画「あの人が消えた」は、水野監督が手掛ける完全オリジナルストーリーで描くミステリー・エンターテインメント。とあるマンションを舞台に、怪しげな住人の秘密を知ってしまった配達員が思いもよらない事件に巻き込まれていく。
「次々と人が消える」とうわさされるマンションの担当になった配達員・丸子(高橋)は、日々そのマンションに出入りしている中、205号室の住人・小宮(北)は自身が愛読しているWEB小説の作者ではないかと考え、ひそかに憧れを抱いていく。
一方、挙動不審な302号室の住人・島崎(染谷)に小宮のストーカー疑惑が持ち上がり、小宮を守りたい丸子は運送会社の先輩で小説家志望の荒川(田中)の協力を仰ぎ、他の住人たちに聞き込みを開始する、というストーリー。
■ネタバレ厳禁のミステリー作品のプロモーションに苦労
登壇した高橋は「『無事にこの映画が皆さんに届くんだな』とすごくほっとしながらも、まだ皆さまからの感想をちゃんと耳にできていないので、今日はそんな時間を一緒に過ごせたらと思っております」とあいさつ。
また、ネタバレ厳禁のミステリー作品のプロモーションについて「バラエティーとかにお邪魔させていただく時は、割と番組の最後に『ネタバレになっちゃうので何も言えないので、見に来てください!』と言えるんですけど、情報番組とかだといろいろなジャンルの質問をしていただくので、ギリギリを攻めながらここ1カ月くらい過ごしていました」と苦労を語った。
すると、水野監督が「宣伝プロデューサーの方とプロデューサーの方が、脚本を作っていた時とか撮影してる間とかよりも、宣伝している間が一番疲弊していたなっていう感じが見えました」と暴露して笑いを誘った。
■田中圭の失敗に高橋文哉が思わずツッコむ
ほか、うちわを使って「Yes Noクイズ」の要領で観客に映画の感想を聞くことに。登壇者がそれぞれ観客に質問し、観客は持っているうちわの裏表で回答していく。
司会者が「田中さん。お客さんがこの作品を見ながらどんな感情になったかっていうのを、うちわを使って聞いていきたいと思います」と促すと、田中は「僕から聞いていけばいいんですね?」とうなずき、観客に「(登壇者の)みんなで一つずつ聞いていくので、その感情に合っていたら(うちわを)上げてもらえばいいので。僕からいきたいと思います!」と勢いよく宣言する。だが、すぐさま不安げな表情で司会者を見て、「僕、“驚いた”でいいんですよね?」と声のトーンを落として確認する。
そんな田中に、高橋は「ちょっと待ってください! 今(司会者が)あんなにきれいに前振りして、みんなが思ったことを言うんだなって思っていたら、台本があるのがバレるじゃないですか!先輩!!」と大わらわ。すると、田中は「台本はあるさ!」と開き直り、一同を笑わせた。
◆取材・文=原田健