BS-TBS「守りに入らず、攻め」 特番・ドラマをさらに強化 レギュラー強力布陣は改編なし

AI要約

BS-TBSの秋のラインアップが充実している。レギュラー番組や音楽特番など、個性豊かなコンテンツの強化が図られている。

2024年度のテーマは「ここにしかない世界がある」。レギュラー番組の強化や音楽番組の充実が図られており、さらなる力が入れられている。

個性豊かなドラマや藤井フミヤの特別番組なども目玉であり、多彩なコンテンツが提供されている。

BS-TBS「守りに入らず、攻め」 特番・ドラマをさらに強化 レギュラー強力布陣は改編なし

 BS-TBSの秋のラインアップがそろい、充実ぶりが際立っている。このほど都内で改編説明会が行われ、ドラマ・レギュラー番組・音楽特番にさらなる力を入れていく方針が打ち出された。個性豊かなコンテンツの強化に注目だ。

 同局の2024年度の編成テーマは「ここにしかない世界がある」だ。『吉田類の酒場放浪記』『町中華で飲ろうぜ』『ヒロシのぼっちキャンプ』などのレギュラー番組は、引き続き強力布陣を敷く。山口健一・コンテンツ編成局局次長兼編成部長はレギュラー番組の改編は行わないことを明かし、「レギュラーコンテンツ自体をブラッシュアップして、より中身の濃い、見ていただける番組に育てていくフェーズにあります」と説明。今後の番組編成について、「守りに入らず、攻めた特番の計画、キャスティングを考えています」と強調した。

 音楽番組が充実ぶりが際立つ。「ミュージカルスターが演歌歌手と共に挑む、新しいステージ」がコンセプトの『Musical Stage 24 -Songs & Dance & The history of Pops-』(12月1日午後9時)。中川晃教、加藤和樹、唯月ふうか、若手演歌歌手の辰巳ゆうと、新浜レオンらが出演し、ジャンルを超えたミュージカルライブを実現させた。

 また、藤井フミヤのデビュー40周年を記念した特別番組『藤井フミヤ ファンと駆けた40年 with my FANS』(9月22日午後7時)も目玉の1つ。1200通以上の熱いファンアンケートも交え、チェッカーズ時代から現在までの軌跡をたどる。有働由美子アナウンサー、俳優・サックスプレーヤーの武田真治のVTRコメントに加え、『ザ・ベストテン』で親交の深かった黒柳徹子からの手紙も紹介される。6月に終えたばかりの武道館ライブについて藤井本人が感想を明かす。

 個性豊かなドラマにも注目が集まる。名作ミステリーを映像化したドラマ『江戸川乱歩原作 名探偵・明智小五郎「黒蜥蜴」』(29日午後7時)。船越英一郎が名探偵・明智小五郎役、緑川夫人(黒蜥蜴)役を黒木瞳が務める。“2時間ドラマの王道”を盛り込んでおり、2人の“対決シーン”も大きな見どころだ。さらに、『天狗の台所 Season2』(火曜午後9時、全10回)が10月22日からスタートするなど、BS-TBS発のオリジナルドラマから目が離せない。

 進行はTBSの日比麻音子アナウンサーが務め、TBSグループの新キャラクター『ワクティ』も登場し、日比アナとのほんわかトークを展開した。