【スカイキャッスル】鈴木浩介演じる強烈モラハラ“ピラミッドお父さん”に意外な評価

AI要約

松下奈緒が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『スカイキャッスル』の第7話では、モラハラ夫・二階堂亘の意外な医師としての姿が描かれ、SNS上で話題になっている。

亘は息子の友人である未久の緊急手術を後回しにしてしまうが、大臣の息子の手術が優先される中で、未久を心配する姿がカッコよく評価されている。

これまでモラハラ教育をしてきた亘だが、医師としての姿を見せることで、多くの視聴者から新たな評価を得ている。

【スカイキャッスル】鈴木浩介演じる強烈モラハラ“ピラミッドお父さん”に意外な評価

 松下奈緒が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『スカイキャッスル』(木曜午後9時)の第7話が、12日に放送された。今回は、鈴木浩介演じるモラハラ夫・二階堂亘の意外な行動が評価されている。

 同作は、世界的ヒット作『梨泰院クラス(イテウォンクラス)』(20年)を手がけた韓国の大手スタジオSLLが制作し、韓国のケーブルテレビ局・JTBCで2018年~19年に放送された『SKYキャッスル~上流階級の妻たち~』の日本版。今回はSLLと『梨泰院クラス』の日本版『六本木クラス』(22年)の制作陣が再びタッグを組み、日本を舞台にセレブ妻たちの“壮絶マウントバトル”を描く。高級住宅街・スカイキャッスルに住み、名門・帝都病院の医師を夫に持つ裕福な妻たちが、“裕福で幸せそうに見える暮らし”の中で、夫の出世バトルや子どもの受験バトルなど頂点を極めるために対抗心を燃やす。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 第7話では、松下演じるセレブ主人公・浅見紗英に引き取られ、浅見家の地下室に居候している中学3年生・山田未久(田牧そら)が、高所から転落してしまう。未久は、紗英の夫で、自身の実の父親でもある英世(田辺誠一)が務める帝都病院に搬送された。

 英世と、同じく帝都病院脳神経外科医の亘はすぐに未久の緊急手術を始めようとする。しかし英世のもとに1本の電話が入り、帝都病院の今後にとって重要な厚生労働大臣政務官の10歳の息子が緊急搬送されるため、そちらの手術を優先することに。

「子どもを優先する」と未久の手術を後回しにしようとする英世に亘は、「未久さんも急がないと」「あなたの家で暮らす子ですよ! 予断を許さない状態ですよ!」と説得する。急患が大臣の息子だと知らされた亘は事情を察し、すぐに応援の医師を呼ぶ。後回しにされた未久に付き添っている紗英と南沢青葉(坂元愛登)には、「大丈夫です。信頼のおける医師がこっちに向かっていますから」と声をかけた。

 亘はこれまで、強烈なモラハラ教育パパとして話題になってきた。息子の翔(柴崎楓雅)を外科医にさせるため血眼になり、翔を帝都医大付属高校に合格させるため、自ら学習を猛烈指導。集中力をつけるために窓のない勉強部屋を設計し、威圧的な態度で指導していたが、その方法を敏腕受験コーディネーターの九条彩香(小雪)から「教育ではなく飼育」と否定されていた。

 亘の妻・杏子(比嘉愛未)は翔を守るため、勉強部屋の壁を壊して窓を取り付け、亘の指導法に口を出すなど、少しずつモラハラ夫に対抗するように。それでも8月29日に放送された第6話で亘は、翔の誕生日に「頂点を目指してほしい」という思いで買ったピラミッドのオブジェを持ち、「翔を絶対に、ピラミッドの頂点に立たせる! フレー! フレー! しょおぉ~! がんばれ! がんばれ! しょおぉ~! 翔がピラミッドの頂点に立つためなら、僕はなんだってする覚悟ですよ!」と興奮気味で応援し、ネット上でも話題になっていた。

 今回、そんな亘の医師としての一面が放送され、SNS上では「あのピラミッドお父さんも、白衣を着たら医者としてミクちゃんを救おうとしている姿はカッコよくて、ちょっと安心した(笑)」「最後ミクちゃんが運ばれて来た時の医者としての姿はカッコ良く見えた」「ピラミッド夫まともじゃん」と、態度を評価する声があがっている。