Mrs. GREEN APPLE藤澤涼架「劣等感、めちゃくちゃあるよ」「すごく不器用な人間なので…」“劣等感”に悩む相談者に届けた言葉とは?
Mrs. GREEN APPLEがパーソナリティをつとめるラジオ番組では、リスナーからのメッセージを取り上げ、劣等感について語られました。
リスナーが美術部で作品をSNSで発信する中、いいねの数に左右され劣等感を感じている悩みが紹介されました。
パーソナリティからは、劣等感への向き合い方や自己肯定についてのアドバイスが語られ、比較や数字だけでなく、自分らしさを大切にすることが重要だと伝えられました。
3人組ロックバンドMrs. GREEN APPLE(大森元貴(Vo/Gt)、藤澤涼架(Key)、若井滉斗(Gt))がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「SCHOOL OF LOCK! ミセスLOCKS!」(毎週月曜 23:08頃~)。
9月9日(月)の放送では、生徒(リスナー)から届いたメッセージを紹介。劣等感との向き合い方について語りました。
私は今、美術部に所属しているのですが、みんな絵が上手で劣等感がすごいです。私を含む3人はSNSを使って発信しているのですが、「いいね」の数が違いすぎて絵が嫌いになりそうになってます。描いているジャンルもキャラクターも何もかも違うのに、「いいね」の数に左右され続けてとてもつらいです。自分の励まし方やこの劣等感を武器にする方法などあればぜひ教えてください(14歳)
大森:なんかさ、“いいね”って形になっちゃうじゃん。
若井:そうなんだよ。
大森:だから、難しいよね。多い人と比べてしまうと、自分も“いいね”を1つでももらってたら嬉しいはずなのに、なんだか比べてしまう。だけど、14歳でそうやって好きなものがあって何か表現したいことがあるのはとても素敵なことだとも思う。劣等感の話をしようか。
藤澤:劣等感、私もめちゃくちゃあるよ。私はね、やっぱりすごく不器用な人間なので。大森くんとか若井さんとか、身のこなしだったり、一緒に新しいことをやるときとかに、いろんなことをインプットするのはわりと早いな、と僕目線からだとすごく思うのね。そういうときに自分がスタートダッシュが遅れちゃってたりとか、なかなかついていけてない気持ちになっちゃう瞬間がある。
だけど、それぞれに合った向き合い方があるから。僕は2人よりも回数と時間をかけて、ゆっくりちゃんと丁寧に1個1個やっていけば、最終的に自分のよさが出せるポイントが絶対にある……という風に思えるようになった。変に焦ったりとかしなくなったし。だから、いいねの数がすべてでもないと思う。自分のアプローチをいろいろ新しく見つけながら楽しんでほしいなって思うけどね。
大森:そうね。僕も、今何かXでつぶやくと、すごいときって10秒で5000いいねとかいくわけ。言ってしまうと、それをもらえたからといって、自分の劣等感とか自分の課題に対して何か満たされることはない。だから、数っていうのはついて回るものだけど、そこがすべてじゃないぞっていうのを、いろんな人に気づいてほしいなって思います!
番組では他にも、反抗期のリスナーからのメッセージを紹介する場面もありました。
(TOKYO FM「SCHOOL OF LOCK! ミセスLOCKS!」2024年9月9日(月)放送より)