11歳子役が28歳俳優とキスシーン。物議をかもした作品に出演したブルック・シールズに、娘たちが反応
ブルック・シールズが人気映画『プリティ・ベビー』について娘たちとのインタビューで話題に
娘たちが母親の売春婦役に違和感を示す一方、ブルックは作品を愛していることを明かす
キスシーンや撮影当時の状況についても家族で語り合う場面が紹介されている
映画『プリティ・ベビー』や『青い珊瑚礁』の俳優ブルック・シールズが、People誌のインタビューに娘たちとともに登場し、注目を集めています。
映画『プリティ・ベビー』で、売春婦のヴァイオレット役を演じたとき、ブルックはわずか11歳。売春宿で育てられた少女が、児童売春に巻き込まれていく姿を演じ、大ブレイクを果たしました。
しかし、同作品ではブルックのヌードシーンや、当時28歳だった共演者キース・キャラダインとのキスシーンが描かれており、たびたび物議をかもしています。
そんなブルックは先日、People誌のYouTubeチャンネルに、2人の娘、ローワン(21)とグリア(18)と出演。映画『プリティ・ベビー』を振り返りました。
ローワンとグリアは「同作は観ていない」と明かしたものの、当時11歳だった母ブルックの役柄には“不快感”を覚えたと話します。
「(同作品は)あまり好きではありません。観る必要すらないと思っています。TikTokで、映画の切り抜き動画を嫌というほど観ましたから」
「自分の母親が11歳の売春婦として売られる作品は、あまり観たいものではありません。おもしろくてハッピーな映画を観たいです」
子どもたちには不評だった同作品ですが、ブルックは出演作品のなかで「いちばん好きな映画だった」と明かしました。
続けて、話題は同作のキスシーンについて。
長女ローワンから「これがファーストキスだったの?仕事だから、ファーストキスにはならないよね?」と聞かれたブルック。
「ファーストキスだった。当時、相手役のキースにも『仕事だからファーストキスにはならない』と言われた。優しいよね」と語りました。
ブルックは当時、キスシーンで「つねにいやな顔」をしていたそう。キースも、そんなブルックに同情していたといいます。
次女グリアも、11歳と28歳のキスシーンに違和感を抱いたようで「本当に変な話。年齢が倍以上も離れた人とキスをするなんて」と意見。
これに対しブルックは、次のように語りました。
「同作は、1900年代に起きた実話がもとになっている。私はただ演技をしていただけ」
「ただ、同作が当時、大きな論争を巻き起こしたのは覚えておくべきことです」
「『当時は問題なかった』で済ませてしまうのは、説得力がありません」
「確かに、当時は今ほど問題にはならなかったけれど、もし現代で同じようなことをしたら許されないでしょうね」
この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:梶川あんな