大好きな場所の“さよなら“を常連客たちが撮影『さよなら大好きな店』ナレーションは山時聡真、JO1・川尻蓮

AI要約

テレビ番組『さよなら大好きな店』が放送される。番組は閉店が決まった場所を取り上げ、お客さんが自ら撮影した映像を通して愛されたお店の最後の時間を切り取る。東野幸治、生見愛瑠、戸塚純貴が出演し、島本真衣アナが進行を務める。

最初に訪れた店は高崎市にある鉄板焼き店「つくしんぼ」。地元に愛される店で、愛ある映像が撮影される。営業最終日には感動的な映像が収められる。

次に取材されたのは東京の寿司店「魚河岸寿司」。閉店の理由や大ボリュームの寿司に関するエピソードが描かれる。最後には福岡の商業施設「マリノアシティ福岡」も取り上げられ、観覧車を通して数々の思い出が語られる。

大好きな場所の“さよなら“を常連客たちが撮影『さよなら大好きな店』ナレーションは山時聡真、JO1・川尻蓮

『さよなら大好きな店』(テレビ朝日系 午後1時30分~2時30分 ※一部地域を除く)が、9月14日(土)に放送される。

 この番組は『中居正広の土曜日な会』のコーナー「企画工場な会」から生まれた特番の第2弾。閉店など“さよなら”が決まった場所に“さよならカメラ”を設置し、プロのカメラマンではなく、お客さんが自らカメラを持って大好きな場所を撮影。人々に愛された“大好きなお店”の「最後の時間」を切り取るドキュメンタリーバラエティ。東野幸治、生見愛瑠、戸塚純貴が出演し、島本真衣アナが進行を務める。

 映像は手ブレしているけど“想い”がたくさん。「プロのディレクターが撮らない画角で手振れもあるけど、温もりのある映像だった」と東野も大絶賛のアットホームで心温まる映像を送る。

 最初に訪れたのは、群馬県高崎市の国道沿いにある鉄板焼き店「つくしんぼ」。お好み焼き、もんじゃ、「高崎の千疋屋」と呼ばれる新鮮なフルーツたっぷりのパフェなど、豊富なメニューをそろえる地元に愛される店だ。しかし、店のママが体力的な問題を考慮して閉店を決意。そこで番組では、店頭に“さよならカメラ”を設置。常連客が誰でも自由に使えるこのカメラで、閉店までの様子を撮影してもらう。こだわりの食材を使った料理の数々や親子3世代で来店する常連客など、長年愛されてきた様子がカメラに収められる。そして迎えた営業最終日。“さよならカメラ”に映った愛ある映像とは…。

 続いては、東京・西葛西駅近くにある「魚河岸寿司(うおがしずし)」。盛りだくさんの寿司を提供する身も心も満たされる寿司店だが、大将の持病による理由で閉店することに。“さよならカメラ”に映るのは、皿からこぼれそうなほどの大ボリュームの寿司。「食べても食べても減らない」と話すお客さんにスタジオも「ネタの大きさがすごい!」と驚く。

 最後に取材したのは、福岡県にある商業施設「マリノアシティ福岡」。福岡で24年間愛されるショッピングモールが老朽化を理由に閉設が決定。施設のシンボルである観覧車に“さよならカメラ”を設置する。

 その最終日は大行列。スタッフも「いろんな想いを乗せた観覧車も、きっと喜んでくれてるはず」と話す。「ここでのデートがきっかけで結婚」「家族で何度来たか分からない」など、さまざまな世代のお客さんがそれぞれの思い出をよみがえらせながら乗る最後の観覧車の中で、感動のVTRが完成した。

 VTRの“心地よいナレーション”も番組の見どころの一つ。東野が「ナレーションが良い!」と太鼓判を押した、山時聡真が前回に引き続き、ナレーターを務める。そして「マリノアシティ福岡」のコーナーではJO1・川尻蓮がナレーションを担当。実は、学生時代によく行っていたというマリノアシティ。収録後には「ちょっとウルっときました」と感動する場面も。

 常連客たちが紡ぐ数々の映像に、生見は「悲しいだけじゃないほっこりとしたドキュメンタリーっていいな」、戸塚は「ぜひレギュラー化を!」と語る。