ドラマ版「ハリー・ポッター」ハリー&ロン&ハーマイオニー役の公募開始 人種や性別など問わず多様性意識

AI要約

米HBOが制作する「ハリー・ポッター」ドラマ版に登場するハリー役、ハーマイオニー役、ロン役のキャスト公募がスタートした。応募条件や募集要項、キャスティング方針などが明らかにされている。

新ドラマシリーズでは、9歳から11歳の子供を対象にし、多様性を意識したキャスティングが行われる。撮影は2025年から2026年にかけてイギリスで行われる予定。

J・K・ローリングの小説シリーズを再映像化するドラマシリーズは、1シーズンで1冊の原作を描く形式で展開される。フランチェスカ・ガーディナーやマーク・マイロッドがショーランナーや監督を務めることも発表されている。

ドラマ版「ハリー・ポッター」ハリー&ロン&ハーマイオニー役の公募開始 人種や性別など問わず多様性意識

 米HBOが制作する「ハリー・ポッター」ドラマ版(タイトル未定)に登場するハリー役、ハーマイオニー役、ロン役のキャスト公募がスタートした。

 公式SNSに投稿された募集要項によると、3人を演じる条件として「2025年4月時点で9歳から11歳である、イギリス及びアイルランドに住む子供」が対象とのこと。応募の際には、「ハリー・ポッター」シリーズ以外の本や詩を朗読する動画と、自己紹介動画の提出が必要になる。締め切りは10月31日で、撮影は2025年から2026年にかけてイギリスで行われる。

 キャスティングは包括的かつ多様性を意識しており、募集ページには「全ての役において、民族、性別、障がい、人種、性的指向、ジェンダー・アイデンティティー、その他法律で保護されている基準に関係なく適切な人物を求めている」ことが明記されている。シリーズではすでに、舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」でアフリカ系俳優ノーマ・ドゥメズウェニがハーマイオニーを演じた例がある。

 J・K・ローリングの小説シリーズ(全7巻)を再映像化するドラマシリーズは、原作1冊を1シーズンかけて描き出す。ショーランナー及び脚本家は「メディア王 ~華麗なる一族~」のフランチェスカ・ガーディナー、エピソード監督として『ザ・メニュー』などで知られるマーク・マイロッドが就任している。(編集部・倉本拓弥)