ダース・ベイダーの声優、J・E・ジョーンズさん死去 93歳

AI要約

米俳優ジェームズ・アール・ジョーンズさんが「スター・ウォーズ」シリーズの悪役ダース・ベイダーの声を演じた93歳で死去。

ジョーンズさんは長年糖尿病を患っており、自宅で家族に囲まれて息を引き取った。

ダース・ベイダー役の他、ディズニーのアニメ映画「ライオン・キング」のムファサなどでも活躍した。

ダース・ベイダーの声優、J・E・ジョーンズさん死去 93歳

Bill Trott Lisa Richwine

[ロサンゼルス 9日 ロイター] - 映画「スター・ウォーズ」シリーズの悪役ダース・ベイダーの声を演じた米俳優ジェームズ・アール・ジョーンズさんが9日に死去した。93歳だった。

代理人によると、長年糖尿病を患っていたジョーンズさんは自宅で家族に囲まれて息を引き取ったという。死因は明らかにされていない。

舞台やテレビなどで存在感を示したが、ダース・ベイダーのほか、ディズニーのアニメ映画「ライオン・キング」のムファサなど声優としても活躍した。

ダース・ベイダー役のギャラは少額で、1作目では9000ドルだった。また、「スター・ウォーズ」初期2作ではクレジットに名前を載せることも求めなかったという。

同シリーズでダース・ベイダーの息子ルーク・スカイウォーカーを演じたマーク・ハミルさんは「#RIP dad(安らかに眠って、父さん)」とXに投稿した。

スタンリー・キューブリック監督の「博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか」(1964年)で映画デビュー。「フィールド・オブ・ドリームズ」(89年)、「レッド・オクトーバーを追え!」(90年)などのヒット作に出演したほか、CNNのニュース番組の間に放送される「This is CNN」というナレーションも担当した。