ex JAYWALK・中村耕一 4度目のオファーで快諾「僕にとって歌が全て」 サプライズで小倉智昭さんが登場

AI要約

中村耕一が映画「はじまりの日」の完成披露舞台あいさつに初出演し、緊張した様子を見せる

日比監督が中村にオファーをするも、拒否されるものの最終的に主役に起用される経緯

中村は兄のように慕う小倉智昭さんと14年ぶりに再会し、映画について語る

ex JAYWALK・中村耕一 4度目のオファーで快諾「僕にとって歌が全て」 サプライズで小倉智昭さんが登場

 ex JAYWALKの中村耕一が9日、都内で行われた映画「はじまりの日」(10月11日公開、日比遊一監督)の完成披露舞台あいさつに出席した。

 劇場の後方から登場した中村は、映画初出演。「舞台あいさつはテレビの情報番組でしか見たことない。何話したらいいかわからない」と緊張した様子で、場内からも笑いが起こった。

 日比監督は「何かのきっかけで(中村の歌を)聞いて感動して、いつか歌の力を問うような映画を作りたかった」と中村にオファーをするも、「3回くらい拒否された」と大苦戦。拒否した理由を問われると「単純に演技はできない」とキッパリ。それでも日比監督は折れず、3回目には台本を持ち込み。中村は「読ませてもらったら内容が良くて。でも、僕には無理です」と再び断った。4回目はセリフなし、演技なしのオファー。珍しいオファーには「僕にとっては歌が全て。奇跡に近いこの体験を歌にかえればいいなという期待が生まれて、引き受けました」と快諾した。

 イベント終盤には「これ私事なんですけど」と、兄のように慕うフリーアナウンサーの小倉智昭さんが劇場に来場していることを自ら紹介。中村は「(小倉さんは)ずっと頭から離れなかった方。うまく連絡も取れなかった。今日いらっしゃって気絶しそう」と14年ぶりの再会を喜んだ。小倉さんも「彼(中村)が主役の映画ができると聞いて、このチャンスを逃したらダメだなと思ってきました」と笑った。「ご飯を食べてもしゃべらない男に映画の主役が務まるのか。まさかと思いました」と意外な一面も明かされた。ニュースキャスター時代には、中村と共演した遥海のCDをもらったといい「その2人が共演するとは」と驚きを隠せなかった。「これをきっかけに、映画を見た人が中村の歌を聴きたいともう一度思うはずだから」と中村にエールを送った。