<新婚さんいらっしゃい!>共通点は身長157センチ 落語家と浮世絵研究者のカップル “ピンク”の師匠もスタジオに

AI要約

落語家・三遊亭ぽん太さんの愛弟子夫婦が「新婚さんいらっしゃい!」に登場。

妻は浮世絵研究者で、2人の間には日本の伝統文化に関するストーリーがある。

好楽師匠からの祝辞や2人へのメッセージが感動的な結末を迎える。

<新婚さんいらっしゃい!>共通点は身長157センチ 落語家と浮世絵研究者のカップル “ピンク”の師匠もスタジオに

 藤井隆さんと井上咲楽さんがMCを務める長寿バラエティー番組「新婚さんいらっしゃい!」(ABCテレビ・テレビ朝日系、日曜午後0時55分)。9月8日の放送は、「笑点」(日本テレビ系)のピンクの紋付きはかまでおなじみの落語家・三遊亭好楽さんの愛弟子、三遊亭ぽん太さんの夫婦が登場する。妻は、博物館で学芸員を務める浮世絵研究者で、日本の伝統文化に関わる夫婦が誕生したストーリーが明らかになる。

 「心配で(スタジオに)付いてきちゃった」という好楽師匠が、スタジオの特別席で見届ける。2人の両親も見守るなか「ものすごく恥ずかしい」と照れつつ新婚トークが始まった。

 出会いは4年ほど前。江戸の文化を勉強していた妻が「落語を見てみたい」と思い立つ。しかし、当時はコロナ禍の真っ最中。噺家(はなしか)さんによるインターネットの配信を見ていくなかで、夫の落語に引かれた。中でも、タヌキがカブトムシに変身する創作落語のトリコになったという。

 すっかりファンになり、夫の落語会へ通うようになった妻。しばらくして、2人の関係に変化が起こる運命の出来事が起きた。浮世絵と落語を結んだ間接的な恋のキューピッドは、なんとマンガ「のらくろ」の作者、田河水泡さん。まさに映画のような奇跡のストーリーが展開された。

 それから約8カ月後、美術館で妻が主催した夫の落語会が大成功に終わる。その打ち上げで語り合うと、お互い実家が名古屋で、江戸文化が好きで、身長が157センチという共通項が次々に発覚。すっかり意気投合し、妻の方から交際を申し込んだ。

 すぐに同棲を始め、暮らし始めて1週間後には結婚を決めた2人。その裏には、立派な落語家になるための、好楽師匠の教えもあったという。プロポーズの後、あいさつに行った師匠から、観覧客もグッと来る優しい言葉があった。

 「弟子は家族」と語る好楽師匠。名古屋での家族婚にも駆けつけ、感動的な祝辞を贈る。その秘蔵映像も公開する。ラストは、師匠から2人に、愛のあふれるメッセージが贈られる。