秋田汐梨主演のバス映画「つぎとまります」が全国公開、京都・亀岡の会社が全面協力

AI要約

秋田汐梨主演の映画「つぎとまります」が京都先行上映後、全国公開へ。

新人女性運転士の成長とバスの魅力を伝えるファンタジー作品で、女性バス運転士の課題も描かれる。

実在する路線やバス停、京都の観光スポットも登場し、バス運転士の姿をリアルに表現。

秋田汐梨主演のバス映画「つぎとまります」が全国公開、京都・亀岡の会社が全面協力

映画「リゾートバイト」やNetflixシリーズ「恋愛バトルロワイヤル」で知られる秋田汐梨が主演を務めた映画「つぎとまります」が、9月13日より京都・京都シネマで先行上映。10月5日から東京・ユーロスペースほか全国で公開されることがわかった。

京都・亀岡市のバス会社が全面協力した本作は、新人女性運転士の成長とバスの魅力を伝えるファンタジー作品。主人公は「日本一のバス運転士になる!」という子供の頃からの夢を叶えるため、亀岡のバス会社に就職する保津川美南(ほづがわみなみ)だ。バス運転士を目指すきっかけとなった憧れの“運転士さん”を心の支えにしながら成長していく美南だったが、ある日、そんな社員は存在しないことを知る。困惑する美南をよそに、未曾有の大雨が西日本を襲う。

京都出身の秋田が美南を演じたほか、三島ゆり子、渋谷哲平、梶浦梶子、黒川英二、川合智己、清井咲希が出演。監督・原案を片岡れいこ、企画・原案を加宮充師、脚本を青木万央が担った。配給はパンドラが担当する。YouTubeでは予告編が公開中だ。

全国的にも深刻な課題となっているバス運転士の不足。さらに女性の割合は1.7%とほかの運送業に比べても低い現状がある。本作には、次世代の女性にとってバス運転士が職業選択の1つとなるようにとの思いが込められた。運転席での操縦をはじめ、峠の流水、倒木など、CGは用いずに臨場感あふれる描写が再現され、バス運転士が誇りを持って働く姿を表現しているという。撮影は京阪京都交通の全面協力のもと行われ、実在する路線やバス停も登場するほか、かめおか霧のテラスや渡月橋など観光スポットも随所で舞台となった。