「え、なにこのクオリティー」漫画の実写化に賛否、コスプレイヤーと比較された“完成度”の差

AI要約

8月30日、漫画家・福田晋一の人気漫画『その着せ替え人形(ビスク・ドール)は恋をする』のテレビドラマ化が発表された。同作はコスプレを題材にしたラブコメディーで、累計1100万部を突破し数々の漫画賞を受賞。実写版は10月8日から放送されることが決定し、キャストも公開されたが、ファンからはキャラクターの再現度についての疑問の声が上がっている。

実写版のメインビジュアルにて、喜多川海夢役の女優が原作のイメージとは異なると感じるファンが多く、制作側の意図を疑問視する声もある。特に、髪型やメイクの違いが原作と乖離していると指摘されている。

一方で、コスプレを題材にした作品であることから、制作側による3次元での新たな表現を期待する声も見られる。アニメ続編が大ヒットしているこの作品において、実写版への期待と懸念が入り混じっている状況だ。

「え、なにこのクオリティー」漫画の実写化に賛否、コスプレイヤーと比較された“完成度”の差

 8月30日、漫画家・福田晋一の人気漫画『その着せ替え人形(ビスク・ドール)は恋をする』(スクウェア・エニックス刊)のテレビドラマ化が発表された。公開されたメインビジュアルに、ネット上では「原作と違う…」と物議を醸していて――。

 通称『着せ恋』で親しまれる今作は、雛人形の顔をつくる「頭師(かしらし)」を目指す男子高校生・五条新菜(ごじょうわかな)と、コスプレが趣味のギャル系美少女・喜多川海夢(きたがわまりん)をめぐるラブコメディーだ。同世代と馴染めず高校で孤立していた五条が、喜多川に「コスプレ衣装を作ってほしい」と頼まれたことをきっかけに物語が展開していく。

 累計1100万部を突破し数々の漫画賞を受賞、2022年にはアニメ版も大ヒットしアニメ続編の制作も決定していた今作。ついに実写版として10月8日からMBSドラマイズム枠で放送されることが発表された。

 同時にキャストも公開され、喜多川役を女優の永瀬莉子(22)が、五条役を野村康太(20)が演じることが決定。2人の役のビジュアルが公開されると、実写化を喜ぶ声が多数寄せられたが、一方でキャラクターの再現度について、原作との乖離を感じる声が少なくないようで、

《俺達が望んだ“実写版”喜多川海夢じゃない!髪の長さも足りないし、せめて髪のピンクグラデもほしかった…》

《え、なにこのクオリティー。せめてギャルメイクしてよ…》

《現実味を優先したのかなあ、残念過ぎる。ただ可愛い人がただ金髪にしてるだけなんだよな》

 また、制作サイドに対して困惑を隠せないファンも。

《着せ恋はコスプレの話だから、原作に愛を感じないのはダメだぜ…》

《制作陣の都合とかあったのかもしれないけど、あまりにも違う気が…。原作者の先生が納得いっているものなのか気になる》

《え、アニメ続編の前に、まさかの実写化。いろいろ思うことはあるが、コスプレを題材にしている以上、3次元でしかできない表現はあるはずだから期待したいな》

 たしかに今回の写真と原作を比較してみると、二人の髪型が原作と違ったりとファンが難色を示す理由も理解できるが、なにか制作側の意図があるのかもしれない。