新派俳優・立松昭二さん 死去 89歳 老衰のため

AI要約

新派俳優の立松昭二さんが老衰により89歳で亡くなったことが公表されました。

立松昭二さんは新派俳優として活躍し、長いキャリアの中で多くの名作に出演してきました。

最後の舞台は平成30年に新橋演舞場・大阪松竹座で行われた『有頂天一座』山名乙彦でした。

新派俳優・立松昭二さん 死去 89歳 老衰のため

新派俳優の立松昭二さんが、老衰のため亡くなっていたことが分かりました。

新橋演舞場宣伝部が公表しました。89歳でした。

新橋演舞場宣伝部によりますと、立松さんは、9月1日(日)に老衰のため、都内で死去。通夜・告別式は近親者にて済ませたということです。

【 立松昭二さん プロフィール 】

新派俳優。昭和35年松竹音楽演技研究所卒業後、劇団新派入団、 初代水谷八重子に師事。

昭和47年幹部昇進。

若き日には『お蝶夫人』ピンカートン、『おりき』朝之助、『十三 夜』録之助などの二枚目の大役を勤めた。

その後、『月夜鴉』和次 郎、『鶴八鶴次郎』竹野、『ある八重子物語』池田徳蔵などを経て、 近年は、熟成された男の風情を増し、『遊女夕霧』円玉、『婦系図』 酒井俊蔵、『明日の幸福』松崎寿一郎、『狐狸狐狸ばなし』甚平な どに深みや熟練の味わいを見せていた。

最後の舞台は、平成 30 年 2 月新橋演舞場・大阪松竹座『有頂天一 座』山名乙彦。

【担当:芸能情報ステーション】