錦鯉、『トランスフォーマー/ONE』吹替にコンビで挑戦 デコボコ警備ロボット役

AI要約

お笑いコンビ・錦鯉の長谷川雅紀と渡辺隆が、3DCG映画『トランスフォーマー/ONE』の日本語吹替版に参加した。渡辺は初の洋画吹替挑戦で、長谷川は2作目の挑戦となる。2人は共にトランスフォーマーファンで、感激や喜びを語っている。

2人は子ども時代からトランスフォーマーに夢中であり、作品に対する愛情が深い。吹替声優としての参加に喜びを隠さず、アフレコ時の様子などを明かしている。

台本を読んで感激した2人は、作品の奥深さや友情のテーマに感動し、役作りに真剣に取り組んだ。特に渡辺は役柄に適していると感じ、満足感を表している。

錦鯉、『トランスフォーマー/ONE』吹替にコンビで挑戦 デコボコ警備ロボット役

 お笑いコンビ・錦鯉の長谷川雅紀と渡辺隆がそろって、3DCG映画『トランスフォーマー/ONE』(9月20日公開)の日本語吹替版に参加したことが明らかになった。デコボコ警備員ロボット役を担当した。すでに解禁されている吹替版本予告の「ぶん殴ればわかんのか?」の台詞(19秒あたり)は、渡辺によるものだ。

 長谷川は、今年公開された『マッドマックス:フュリオサ』で洋画吹替声優を経験しているが、渡辺は洋画作品吹替初挑戦。子どもの頃からトランスフォーマーファンだという2人はインタビューで、吹替声優参加への喜びやトランスフォーマー愛、アフレコ時の裏話を語った。

――『トランスフォーマー/ONE』のオファーを受けたときの印象は?

【長谷川】テンション爆上がりでしたね。子どもの頃から観ていましたので。それがこの年月を経て、まさか声をやらないかという(オファーがあるとは)。

【渡辺】世界的に有名な作品ですものね。ほんとに僕も子どもの頃から観ていましたから。小学生の頃の僕に伝えたいです。「『トランスフォーマー』の声優をやった」と。こんなに素晴らしいことはないのですが、まだちょっとドッキリを疑っているところはありますね。そろそろこの辺からトランスフォーマーが出てきて拉致されるんじゃないかとね。

【長谷川】ドッキリの看板を持って。

【渡辺】その辺もまだちょっと疑ってますけどね。

【長谷川】やはりですね、親子二代に渡って観ているじゃないですか。僕は、僕の友達の子どもが親子二代で観ているから、早く自慢したいです。

――『トランスフォーマー』シリーズにどんな印象をお持ちでしたか?

【長谷川】ロボット、乗り物、変形。男の子が大好きな物が1つになっていて、もう夢中の夢中の、大夢中ですよ!はっきり言って。

【渡辺】いまだに言うもんね、変形したいってね。

【長谷川】そうですよ!トランスフォーマーの影響で変形したい願望が未だにあるので。

【渡辺】やっぱりあれがすごいですよね、ロボットだけの世界っていうのが。やっぱり俺も変形したいな。コンボイ好きになったもん。大人になったら絶対コンボイ買おうって思ったし。家にある車がどういう風に変形するかなって考えたりもしてましたしね。

【長谷川】あー!分かる!

【渡辺】してたよね?

【長谷川】自分で勝手に、イメージするんだよね?

【渡辺】そうそう。

――吹替シナリオ台本を読んだ作品の感想はいかがでしたか?

【長谷川】一言二言ぐらいかなと思っていたんですよ。でも、いっぱいあったので、感激でしたね。ただね、僕は「トランスフォーム!!」出来ると思っていたんですよ。でも、それは無かったですね。

【渡辺】がっかりするなよ!トランスフォーム出来るかもって(思ってた)?

【長谷川】出来ると思ったよそりゃ!だから、もう僕は吹替をやっている時にアドリブで、「トランスフォーム!!」って言おうとした。

【渡辺】(トランスフォーム)しないんだから。しないのに言っちゃダメなんだから。

【長谷川】思わず僕は、言いそうになった。したくてしたくて!

【渡辺】いやーでも素晴らしかったですよね。台本も。なるほど、今まで我々が観てきたものの、これが起源なんだというのがわかりましたし。まさか、友情がこういう風に決別するのかというのもわかりましたしね。これは素晴らしい作品だと思います。

【長谷川】はい、夢中になって読みましたよ僕。

【渡辺】まだ観た事の無い人はこれを観てからあとの作品を観るのもむちゃくちゃ良いのかもしれない。

――渡辺さんは初めて洋画作品の吹替をされたかと思いますが本作の収録に向けて意識したことなどがあれば教えてください。

【渡辺】やっぱり今回の役が、警備員ということで。僕見た目は警備員なので、もう役作りは数年前から出来ていました。

――洋画作品の吹替経験がある長谷川さんから渡辺さんにアドバイスはありましたか?

【長谷川】特にアドバイスすることは無かったですね。良かったですねー、もう数年前から出来上がっていたというのは知らなかったですけど。

【渡辺】警備員って適役だなと。選んでくれた方がよくぞ見つけてくれたという思いがありますね。

【長谷川】まあハマり役といっても過言ではないです。