39歳・街裏ぴんく、R-1優勝賞金500万円が瞬く間に「残り200万円」なったワケ

AI要約

お笑いタレント・街裏ぴんくによる漫談独演会の全国ツアーが発表された。

R-1王者としてのステップアップや賞金利用、そしてツアースケジュールなどが明かされた。

親への借金返済や新ネタの準備など、街裏のこれからに期待が寄せられている。

39歳・街裏ぴんく、R-1優勝賞金500万円が瞬く間に「残り200万円」なったワケ

 今年のR-1で優勝を飾ったお笑いタレント・街裏ぴんく(39)による漫談独演会・日本10大ツアー『信じてもらえない男』(10月11日~12月20日)の開催が3日に発表され、本人がENCOUNTなどの取材に応じた。街裏にとっては初の全国ツアー。王者になったからこそのステップアップだ。R-1は3月9日開催で、優勝賞金500万円は5月中旬にゲット。その使い方も明かした。(取材・文=柳田通斉)

 芸歴20年の街裏が、自身初の全国ツアーを展開する。

「素直にうれしいです。本当に夢だったので」

 お笑いタレントにとっても全国ツアーは1つのステータス。理由は有名でないと集客が望めないからだ。街裏自身、独演会は東京と故郷の大阪をメインにしてきた。だが、R-1王者になって状況は変わった。

「ツアーは昨年2月にもやらせてもらった沖縄から始まります。あの時、お客さんがとても温かかったので、また、いいスタートが切れたらと思います。愛媛、新潟は追加で決まりました。初めて行かせてもらいますので、『ちゃんとお客さんが来ていただけるのか』という心配もありつつも楽しみにしています」

 街裏の芸は、架空の話で笑いを追求する「ホラ漫談」。唯一無二の芸風でツアーのタイトルも「信じてもらえない男」に決まった。R-1王者になるまではアルバイトをし、妻にも支えてもらっていただけに「今は自分自身が信じられない」という。テレビ、ラジオにもコンスタントに出演。まだ、公開はされていないが、悪役俳優としての作品出演もあるという。そして、R-1優勝賞金を5月中旬にゲットした。

「『やっと入った』という感じです。でも、税金で引かれて手取りは400万円と少しでした。まずは友人、知人、金融機関からの借金を返したら、残りは約200万円になりました。それは苦労をかけてきた奥さんとの旅行に使いたいと思います。親への借金返済はもう少し待ってもらって」

 初めてのツアーも成功させれば、親への返済にも目途が立つ。チケットはこの日午後3時に販売開始。街裏は「新ネタもしっかり用意しようと思っています。まずは、街に出て人の会話をヒントにイメージを膨らませます。ぜひ、この『信じられない男』を見に来ていただければ」と話している。

<街裏ぴんく漫談独演会 日本10大ツアー『信じてもらえない男』>

【沖縄公演】

10月11日(金)Output(那覇市)

【札幌公演】

10月19日(土)BLOCH(札幌市)

【仙台公演】

10月20日(日)誰も知らない劇場(仙台市)

【大阪公演】

11月3日(日)扇町ミュージアムキューブ(大阪市)

【名古屋公演】

11月10日(日)七ツ寺共同スタジオ(名古屋市)

【広島公演】

11月16日(土)ライブハウスLeo(広島市)

【愛媛公演】

11月24日(日)THEATER NEST(東温市)

【新潟公演】

12月7日(土)えんとつシアター(新潟市)

【福岡公演】

12月15日(日)ぽんプラザホール(福岡市)

【東京公演】

12月20日(金)なかのZERO 小ホール(中野区)