『Fate』シリーズなど手掛けるTYPE-MOONが子供たちの未来を助成…一般財団法人「ノーツすこやかこども財団」が1年半かけてファンから注目を集める

AI要約

ノーツすこやかこども財団が2023年に設立され、こども食堂への支援を行っている。

財団は栄養豊富な食事と物語の重要性を強調し、千葉県内のこども食堂への助成を行っている。

一般にはあまり知られていなかったが、ファンの間で注目を集めている。

『Fate』シリーズなど手掛けるTYPE-MOONが子供たちの未来を助成…一般財団法人「ノーツすこやかこども財団」が1年半かけてファンから注目を集める

TYPE-MOONで知られる有限会社ノーツが2023年4月に設立した「ノーツすこやかこども財団」が、1年半たった今TYPE-MOONファンの間で知れ渡り、注目を集めています。

◆「TYPE-MOON」は、こども食堂への助成を行う一般財団法人を設立している

「TYPE-MOON」は、スマートフォン向けRPG『Fate/Grand Order』をはじめとした『Fate』シリーズや『魔法使いの夜』などで知られるゲームブランドです。同人活動ののちにクリエイタープロダクション・有限会社ノーツとして設立され、奈須きのこ氏や武内崇氏らが在籍しています。

そんなノーツは、2023年4月3日に一般財団法人「ノーツすこやかこども財団」を設立。本財団の公式サイトでは「こどもの心身の成長に欠かせない栄養に優れた食事と様々な物語と触れ合う機会を増やすことを目的に、こども食堂へ支援をおこなうべく創設」したと挨拶しており、千葉県内のこども食堂への支援事業を継続的に行っています。

また「言うまでもなく栄養豊富な食事はこどもの体に欠かせないものですが、多様な物語もまたこどもの心の成長に欠かせないものだと考えております」ともしており、“満足に食べられないこどもへ食事を提供する(だけの)こども食堂”に、世代間交流、教育支援の場所としての機能を持たせるといった支援の意も記しています。

事業内容は千葉県内のこども食堂の運営や設立に伴い発生する費用への助成などとのこと。なお、2024年度の助成先公募は既に5月31日で締め切られているようです。

◆1年半の時を経てファンから注目を集める

なおコメントや役人については2023年4月3日より公式サイトにて記載され活動も以前より開始していますが、時を経て注目を集めTYPE-MOONファンの間で話題に。本財団の役員には、ノーツ取締役の清武伸之氏や、アニプレックス代表取締役の岩上敦宏氏などが記載されています。

ゲームユーザー向けに大々的に発表された財団ではなかったため今回初めて気付いたファンも多く、「アニプレックスも関わってるのすごい」「今まで見つかってなかったのか…」「型月、こんなこともしてたのか」と驚きの声が集まっていました。